素子詳細
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/12 06:14 UTC 版)
「SPICE (ソフトウェア)」の記事における「素子詳細」の解説
素子の記述は一般に頭が種別を示すインスタンス名、それに続くノード名の列挙、必要に応じてパラメータなどの値の列挙が続く形式となっている。ノード名は初期は数値が基本であるがSPICEの種類、バージョンにより英数字での単語も可能となっている。以下に主要な素子を列挙する。(細かいオプションは略) 抵抗(R) Rxxx N1 N2 value N1、N2はノード名、valueは抵抗値で単位はオーム なお、単位接頭辞としてm(ミリ)、u(マイクロ、μの代用)、n(ナノ)、p(ピコ)、k(キロ)などが使用できる。SPICEでは大文字と小文字は区別されないため、メガはMではなくmegと表記する。すなわち1メガは「1meg」1ミリは「1m」と表す。また、単位(Ω)は通常省略する。(以下すべてに共通) キャパシタ(C) Cxxx N+ N- value N+、N-は正負のノード、valueは容量値で単位はファラド インダクタ(L) Lxxx N+ N- value N+、N-は正負のノード、valueはインダクタンスで単位はヘンリー 相互インダクタ(K) Kxxx Lyyy Lzzz value Lyyy、Lzzzは結合したインダクタの名前でvalueは結合係数である。 独立電圧源(V) Vxxx N+ N-
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