米軍機動部隊警戒とは? わかりやすく解説

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米軍機動部隊警戒

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/02 05:45 UTC 版)

第五航空戦隊」の記事における「米軍機動部隊警戒」の解説

一方日本本土連合艦隊は「対米国艦隊第三法」(アメリカ艦隊機動対す作戦要領)を発令して、本土東方海面警戒強化企図した。2月8日連合艦隊電令作第64号)をもって五航戦を基幹戦力とする連合艦隊附属航空部隊編成する同日夜には、第一艦隊司令長官高須四郎中将指揮官とする警戒部隊編成された(連合艦隊電令作第69号)。警戒部隊戦力は、第二戦隊(伊勢日向扶桑山城)、第九戦隊北上大井)、第三航空戦隊鳳翔瑞鳳三日月夕風)、附属航空部隊瑞鶴翔鶴秋雲陽炎)、第27駆逐隊第1小隊時雨白露)、駆逐艦矢風であった附属航空部隊のうち2隻(翔鶴陽炎)は横須賀から三河湾移動し、3隻(瑞鶴秋雲)は2月9日パラオ出発し13日横須賀到着した附属航空部隊内地揃い敵機部隊出現備えた日本列島本土東方海面警戒したが特に異状はなく、対米国艦隊第三法は2月15日解除された。2月24日空母エンタープライズ (USS Enterprise, CV-6) を基幹とする第16任務部隊ウェーク島空襲艦砲射撃をおこい、つづいて南鳥島むかったその後、特に何事もなかったので五航戦(翔鶴瑞鶴秋雲陽炎)は連合艦隊電令作第80号(3月3日1440発令)により3月5日付で機動部隊復帰することになった3月4日第16任務部隊南鳥島空襲する。同日1930分、連合艦隊GF電令作第81号を令し内地在泊の警戒部隊、五航戦、北方部隊横須賀鎮守府部隊対処命じた3月5日午前7時30分駆逐艦時雨」が「横須賀の110度360浬に国籍不明飛行機13機 西航す」と報告した連合艦隊命令により横須賀在泊の3隻(翔鶴陽炎秋雲)は出撃したが、味方機の誤報とわかり帰投した。3月7日午前11時、連合艦隊は五航戦(朧欠)と駆逐艦2隻(陽炎)に対す待機解いた。五航戦のうち翔鶴隊(翔鶴陽炎秋雲)は同日のうちに東京湾出発瑞鶴隊(瑞鶴)は8日内海西部出発洋上合流しインド洋方面作戦向かった3月10日夕刻にはウェーク島北方600浬に敵機部隊兆候があり、折しも第11任務部隊空母レキシントン (USS Lexington, CV-2) と第17任務部隊空母ヨークタウン (USS Yorktown, CV-5) によるラエ・サラモアへの空襲起きたばかりだった。五航戦は小笠原諸島方面警戒下令される。第一艦隊司令長官指揮する警戒部隊桂島泊地出撃、五航戦との合同目指した。だが敵機部隊情報はなく、連合艦隊3月18日1800に「対米艦隊作戦第三法」の中止発令した

※この「米軍機動部隊警戒」の解説は、「第五航空戦隊」の解説の一部です。
「米軍機動部隊警戒」を含む「第五航空戦隊」の記事については、「第五航空戦隊」の概要を参照ください。

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