笹寿司
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/22 05:07 UTC 版)
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笹寿司(ささずし)とは、寿司飯と寿司種をクマザサの葉でくるんだ寿司の一種である。
石川県白山麓地域の笹寿司は、2枚のクマザサの葉でくるみ、箱に詰めて圧をかけて仕上げる押し寿司の一種。白山市や能登地方では祭りに欠かせない料理である。
長野県、新潟県で作られている「笹寿司」は、笹の葉の上に寿司飯を盛り、具材や薬味を乗せた郷土料理である。この料理については笹寿司 (長野・新潟)を参照のこと。本項では石川県のものを扱う。
ネタには、鮭・鱒・シイラ・鯛などの魚類のほか、油揚げを使うこともある。薬味として、サンショウの葉・ショウガ・レモンの薄切り・サクラエビ・ゴマ・紺のり(テングサを青く着色したもの)などがあしらわれる。
石川県の寿司弁当メーカー・芝寿しの代表商品に「笹寿し」があるが、「笹餅(餅を2枚のクマザサの葉でくるんだもの。石川県でよく見られる和菓子)」をヒントに考案されたものとされる(北國新聞長期連載『ふるさとから挑戦』2009年7月24日付朝刊第34面より)。
作り方
- 準備
- クマザサの葉はよく洗い、乾いたタオルで表面をふいておく。
- ネタの魚は5mm程度の薄切りにし、酢につけておく。
- 寿司飯をピンポン玉よりやや大きめの握り飯にしておくと作りやすい。
- 調理
- 1枚の葉を広げ、その上に薬味・ネタ・寿司飯の順に乗せる。サクラエビなどの乾物は寿司飯の上に乗せる(魚の水分で早く腐敗するのを防ぐため)。
- 葉で巻き込むように包み、手で上から軽く押さえて形を整える。
- もう1枚の葉を最初の葉と垂直になるように重ねて包む。
- 押し寿司用の箱にすき間のないように詰め込み、上から重し(百科事典などの厚手の本4~5冊)を載せる。
一晩置くと食べられるようになる。クマザサの葉には抗菌作用があると言われ、2・3日程度は冷暗所で保存することができる(冷蔵庫に入れると固くなるので入れない)。
関連項目
笹寿司
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/05 04:11 UTC 版)
笹木剛志(ささき たけし) 北海道を中心に全国展開するチェーン店「笹寿司」社長の一人息子で、その権力と財力を笠に、子供の頃から非道なふるまいを続けている。『将太の寿司』『全国大会編』のほぼ全編を通しての関口将太の宿敵。寿司を握ることはなく、経営陣に編入される形で家業を手伝っている。 同郷・同業かつ学校も学年も同じだった腐れ縁の将太に対してコンプレックスを持っており、何かと目の敵にしているため、巴寿司と将太に対して親子揃っての嫌がらせを続け、かつてのクラスメイトたちからも嫌われていた。しかし、上記のような嫌がらせにも決して屈することなく、正当に成長を続ける将太を見ていき、最終決戦中に自分がやっていたことの愚かさに気がついた。 最終話では将太はもちろん大勢の客達からも罵倒される事を覚悟のうえで巴寿司に来店。将太が心を込めて握った寿司を口にして思わず号泣して和解。その後を描いた読み切り『韓国編』では笹寿司韓国支店の苦境を打破すべく将太に協力を依頼する。さらに3年後も将太とは友人であり続けている。現在は改心しているため、東京から北海道進出を狙ってコンクールを開催したりする大手チェーン「寿司熊」の手口を何度も「汚い」と評し、そのたび関口兄妹に突っ込まれている。 佐治ほどではないが、下の名前の読み仮名が初期は「たけし」と「つよし」で不安定だった。ドラマ版では「つよし」である。 テレビドラマ版では父親共々出番が増え、最終回のコンクール決勝にて、二人のチンピラを将太に差し向け暴行を加えようとしたが小政に死守された。その後逮捕され、悪役のまま終わってしまう。 笹寿司の社長 笹木剛志の父で、自ら立ち上げた笹寿司をあの手この手の「汚いやり方」で拡大していき、北海道はおろか、東京にまで進出させるほどの一大チェーンにまで築き上げた。同じ方法で金を積んで巴寿司を傘下に収めようとし、それを拒否されると息子とともに数々の嫌がらせをしてきた。 息子同様将太の成長に比例し嫌がらせをエスカレートさせていったがことごとく失敗。将太の奮起に心を動かされた息子を殴り飛ばすなど最後まで悪役を貫き通したが、買収した傘下の寿司店に暖簾を返され、愛想を尽かした幹部に逃げられると、自ら築き上げていった「笹寿司」を崩壊させてしまった。起死回生を狙い韓国に進出するも上手くいかず、『韓国編』では将太や渡辺久美子が唖然とするほど腰が低い人物に変貌している。 テレビドラマ版では先述通り出番が増え、鳳寿司の乗っ取りさえも企て寿司勝負を行うなどした。最終回では息子の逮捕を受け警察に呼び出され退場、最後まで親子で罪の擦り付け合いをしていた。また、名前は「虎雄」。
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