第6回作品 『VS 〜禁断の対決企画〜』
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2003年10月2日 - 12月11日、2004年8月26日、9月2日放送(全13夜) ドラバラ唯一のコンペティション(競作)企画。正レギュラーの3人をリーダーにして、準レギュラーの6人をくじ引きでそれぞれのグループに割り振って結成したチームが戦う対抗戦。2003年2月ごろに第5回企画として始動していたが、スポンサーの都合で「ホワイトストーンズ3」が急遽予定を繰り上げて撮影・放送されたため、こちらの企画はチーム編成が決まった時点で一旦休止となっていた。テーマは「男と女のラブストーリー」で、各組が引いた3つのキーワードを盛り込んで話を展開するという条件が与えられた。 ただ、ラブストーリーがテーマながら、当番組の女性レギュラーは安田組の小橋しかおらず、鈴井組と大泉組は「ヒロインを誰にするか」というのも重要な課題であった。なお、出演者については助演やエキストラなどストーリーの大筋に関係ない「チョイ役」であれば、他のチームのメンバーを出演させることも出来たほか、番組視聴者の応募によるエキストラオーディションも行われた。 安田組 「アッキー my Love」(ジャンル:ファンタジー)脚本:安田顕 メンバー:安田顕・河野真也・小橋亜樹 - 「カスチーム」 2003年10月30日放送 キーワード:三十路、手料理、駅 あらすじ:人並みな仕事に就き、人並みな恋愛を重ねてきた女。平凡そうに見える彼女だが、人には言えない悩みがあった。彼女にしか見えない手のひらほどの小さな男が、毎朝トイレに現れるのである。 安田が好きなドラマ『アリー my Love』のパロディとなっている。 小橋の悲しい恋愛体験をドラマにしたもの。撮影中に小橋が過去の体験をオーバーラップしてしまい、泣き出してしまう場面もあった。 ラブストーリーがテーマである今作のアイディアについて話し合う様子を撮影している最中に、河野の元に当時交際していた彼女から別れを匂わせるメールが届くというハプニングがあった。 キャスト女(小橋亜紀) 小さな男(河野真也) 男(安田顕) 小さな男(安田顕) 鈴井組 「Have a nice day」(ジャンル:サスペンス)脚本:藤尾仁志 メンバー:鈴井貴之・森崎博之・藤尾仁志 - 「リーダーズ」 2003年11月6日放送 キーワード:缶コーヒー、指輪、ナイフ あらすじ:合コンで知り合ったOL・あずさと建築家の卵・純一。あずさは生真面目で優しい純一に惹かれるが、少しずつ本当の姿が見え始める。 当時は鈴井が映画『river』の撮影、森崎もTEAM NACSの芝居でそれぞれ多忙だったため、3人の意見を基に藤尾が脚本を書くという方策が取られた。 藤尾がかなり頑張った成果もあって筋書き自体は「とても鈴井らしい」ものであるが、三人全員がそれぞれに多忙な状態となって女性の応援を入れることができなかったため、止む無く鈴井が自ら女装してヒロインを演じた。しかし、これに加えて森崎が演じたウィッキーマウスの存在が大きく評価を落とす原因となり、最下位になってしまう。 キャストあずさ(鈴井貴之) 純一(藤尾仁志) ウィッキーマウス(森崎博之) 大泉組 「さよなら朝日荘」(ジャンル:コメディ)脚本:大泉洋 メンバー:大泉洋・音尾琢真・佐藤重幸 - 「スター軍団」 2003年11月13日放送 キーワード:テレビマン、腕時計、落とし物 あらすじ:絵に描いたような貧乏学生のパンイチとその先輩・織田。ある日、二人の住む安アパートに、鮫島らテレビ局の中継隊がやって来た。リポーターはなんと、パンイチの初恋の人、塩田美咲であった。 全員が多忙な鈴井組に反して、こちらは応援としてHTBアナウンサーの森さやかをヒロインに据えるという手段を取ったものの、大泉の遅筆が原因で脚本の完成が大幅に遅れ、終には大泉の父が佐藤、音尾とスタッフ宛に謝罪文を出す事態にまで発展した。結局クランクインしたのは、他チームが撮影を終えようとしていたころだった。 キャストパンいち(音尾琢真) 織田先輩(佐藤重幸) 鮫島(大泉洋) 塩田美咲(森さやか(HTBアナウンサー)) 上記3チームに分かれて対決。それぞれの作品を発表し、審査期間として3週のメイキングを放送した後に、「ドラバラアカデミー大賞」として視聴率、視聴者、特別審査委員会(著名人による評価、委員長は水野晴郎。この他、高坂希太郎、なぎら健壱)、スタッフによるそれぞれ100点満点での評価を発表。勝った安田チームは新潟県佐渡市にある「アルコール共和国」にホームステイし、負けた鈴井チームは仙台ハイランドと、バンジージャンプ発祥の地である山形県朝日村(現・鶴岡市)でバンジージャンプを体験した(罰ゲームの内容決定は2番だった大泉組の選考によるもの)。
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