第22回参議院議員選挙前後の動きとは? わかりやすく解説

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第22回参議院議員選挙前後の動き

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 16:29 UTC 版)

国民新党」の記事における「第22回参議院議員選挙前後の動き」の解説

2010年6月8日社民党連立離脱に伴い鳩山首相辞職した後を受けて菅直人首相となり、新内閣が発足したのと同日田中民主党・無所属クラブ離脱衆議院国民新党4年ぶりに統一会派国民新党新党日本」を結成した2010年2月24日発表した次期参院選向けのポスターでは、『外国人参政権反対』『選択的夫婦別姓制度反対』など保守色を前面押し出し、「本格保守」を旗印にした。これは実質上、国民新党民主党党内左派にらみを利かせる役割を担う事を打ち出した政策であった2010年6月8日菅内閣発足引き続き亀井代表が入閣した。しかし、国会会期延長しなければ郵政民営化見直しとする郵政改革法案成立させることができない状況であった郵政改革法案成立最重要課題位置づけていた亀井は、国会延長主張一方鳩山小沢体制刷新して支持率回復させたは、人気の高いうちに参院選突入したいとの思惑から、参院選期日従来どおりにした。菅内閣反発した亀井は、郵政改革金融相辞任する道を選び抗議した一方民主党との連立政権維持し後任には自見幹事長入閣した結果的には、参院選後の臨時国会郵政改革法案最優先課題とする確認書がとり交わされた。しかし、その数日後には菅直人首相消費税引き上げ表明する亀井代表は「民主党消費税引き上げ決めた場合連立離脱する可能性もある」「国民が生活に苦しんでいるときに経済のことを考えず増税路線に走るのはナンセンスだと言っていた事が報じられている。 2010年7月11日投開票第22回参議院議員通常選挙では比例区現職であり事実上全国郵便局長会組織内候補であった長谷川憲正、元民主党参院議員江本孟紀、元衆院議員宮本一三などを擁立選挙区では多く道府県選挙協力として民主党社民党候補推薦し、独自候補東京福岡絞って選挙戦臨んだ。しかし、比例区選挙区ともに議席獲得できず、大敗した比例区では100万票を超えたものの、たちあがれ日本新党改革などの新党乱立したこともあり議席獲得には至らなかった。また、この参院選比例区2%上の得票を満たさなかったことで、次回衆院選または2013年参院選得票率2%下回りなおかつ所属国会議員が5人未満になれば、国民新党政党助成法上の政党要件を失うこととなったまた、この第22回参議院議員通常選挙における長谷川憲正個人名での得票数406587票であった。これは全体の8位(1〜7位は公明党候補)であり、全国郵便局長会必死選挙戦であった事と、その集票力を見せつけた。しかし、40余り得たにもかかわらず国民新党議席獲得できずに長谷川落選した事を受けて全国郵便局長会国民新党単独への全面支援見直すこととなり、これが国民新党党勢衰退拍車をかけることとなった7月14日、党の独自性発揮するため、参議院での民主党との統一会派解消することを発表した連立政権には引き続きとどまる意向その後社民党に対して衆参両院統一会派結成呼び掛けたが、社民党側がこれを見送り政策協議を行うことで合意した

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