第17代総選挙 (大韓民国)
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第17代総選挙(だいじゅうななだいそうせんきょ)は、大韓民国国会の議員を選出するため、2004年4月に行なわれた韓国における総選挙で、1948年5月の初代総選挙から数えて17回目となる。選挙の結果、盧武鉉大統領の実質的与党である“開かれたウリ党”が勝利した。なお韓国では選挙回数を「第○回」ではなく「第○代」と数える。また、名称も「総選挙」(총선거)ではなく、「総選」(총선)と表記するのが一般的である。
- ^ 2004年4月時点にて盧武鉉大統領はウリ党に入党していなかったため。
- ^ 韓国放送公社(KBS)「総選2008」より
- ^ 朴槿恵氏がハンナラ党の新代表東亜日報サイト(日本語)3月24日付。
- ^ ハンナラ党代表に朴槿恵氏、36年ぶり女性党首朝鮮日報サイト(日本語)2004年3月24日付
- ^ 前回総選挙までは、地域区の得票率で全国区の議席を配分する一票制が採られていたため、地域区に強い基盤を持たない小政党にとっては不利な仕組みとなっていた。
- ^ 現行のクォーター制は、主に①比例代表において、政党は50%以上の女性候補者を擁立しなければならない。②選挙区においては、政党は候補者の30%以上を女性にするように努力しなければならない。③これらを達成した政党に対して、女性推薦補助金を支給することの2点からなっている。クォーター制自体は2000年の総選挙の前に政党法改正がなされ、導入は既にされていたが、罰則規定が無かったので、クォーター制を守ったのは、当時与党だった新千年民主党だけであった。
- ^ a b 東亜日報『東亜年鑑2004』より
- 1 第17代総選挙 (大韓民国)とは
- 2 第17代総選挙 (大韓民国)の概要
- 3 女性議員と新人議員の進出
- 4 参考文献
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