第13世代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/01 15:11 UTC 版)
XP200の後継機種となる最上位モデルのXW300には、音声認識機能と無線LANモジュールが搭載されており、対話形式で献立の相談をすると、AI(人工知能)が季節や天気の情報と調理履歴などを考慮しながら、クラウド上に保存されているメニューから提案するクラウドサービス「COCORO KITCHEN(ココロキッチン)」に対応(なお、利用の際は、プッシュボタン方式の無線LANアクセスポイント機器を用いた無線LAN接続が必要)。また、クラウドサービスと同名のスマートフォン専用アプリから調理データのダウンロードが可能で、ヤフーのスマートフォンアプリ「myThings」との連携にも対応している(連携利用の際は事前に「Yahoo! JAPAN ID」が必要)。また、AIが献立の相談内容や利用状況によって家族の嗜好を自動的に学習し、一定のルールに従った対話を行えば、食材の異なる表現なども対話をしながら学習し、次回からその表現も用いてその食材の入ったメニューの提案も可能である。また、自動メニューに関してはXP200ではメニューごとに都度設定していた分量や仕上がり具合を、2回目に使用するときに前回設定した内容を自動反映して音声で知らせることで、設定作業を簡素化した。「まかせて調理」も改良され、上段でのおかず調理に加えて、「網焼き・揚げる」又は「焼く」を選択した場合に限り、下段で炊飯(最大2カップ分まで)の同時調理が可能となった。2016年10月には、家電向けに開発したクラウドシステムを介し、管理栄養士によるワンポイントアドバイスや食品メーカーの広告(広告を視聴するとポイントが付与され、貯まったポイントを景品に交換できるサービス「ポイント家電」も開始される)などを受けることが可能なキッチン向け情報配信サービスを開始した。本サービスを受けるには、XW300を無線LANでインターネットに接続する必要がある。 本世代では、MP300の上位機種にあたる庫内容積26Lのアクティブシニア向けモデルAP300を追加。AP300は第12世代の最上位モデルXP200に搭載されていた「ココロエンジン」や「まかせて調理」を搭載するほか、角皿にアルミ素材を用いて軽量化した「ラクラク軽量角皿」を採用した。 さらに、全機種においてドライフードが作れる機能が追加され、油で揚げない「チップス」(MP300/CA300は手動メニューで搭載)が作れるほか、SP300とXW300は「セミドライ」や「おつまみ」も可能な3モード仕様である。 また、CA200後継のコンパクトモデルCA300はカラーバリエーションが変わり、CA200のレッド系に替わり、ブラック系が新たにラインナップされた。
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