第二楽章 (さだまさしのアルバム)
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さだまさし の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | J-POP | |||
レーベル | フリーフライト | |||
プロデュース |
渡辺俊幸 さだまさし | |||
チャート最高順位 | ||||
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さだまさし アルバム 年表 | ||||
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『第二楽章』収録のシングル | ||||
『第二楽章』(だいにがくしょう)は、シンガーソングライターさだまさしが2014年9月10日に発表した、ソロ38枚目、グレープ時代から通算すると42枚目のオリジナル・アルバムである。
概要
前作『もう来る頃…』から2年ぶりのオリジナル・アルバムで、先にシングルで発売されていた『残春』や他人に提供した曲のセルフカバーなども収録されている。アルバムタイトルは、さだによればキャリアは40年を超えたが「まだまだ第一楽章が終わったばかりだぞ、という自分への戒めのつもりだ」(ライナーノートより)。
当初はプロデューサーの渡辺俊幸、後輩で親交のあるTHE ALFEEの高見沢俊彦と3人で全曲コラボレーションのアルバムを目指そうとしたが、3人のスケジュール調整が付かなかったために断念し、他人への提供した楽曲などを含めて再構築された形になっている。
このアルバムのアートディレクションは箭内道彦が担当しており、若き日のさだをイメージした若手俳優の高杉真宙の写真を使用しているが、100枚に1枚の割合で2014年現在のさだ本人の写真が使用されたジャケットのバージョンもプレスされた[1]。
セールス的にはオリコンチャート初登場7位となり、前作『もう来る頃…』(9位)、2013年リリースのベストアルバム『天晴〜オールタイム・ベスト〜』(3位)と3年続けてトップ10入りしている。
収録曲
- 遠い夏(シネマ・ヴァージョン)
- 夢の轍
- さくらほろほろ
- 茨の木
- 小林幸子への提供曲。2008年のさだの小説と同題である。
- 残春
- 十三夜
- 鈴木雅之への提供曲。
- 家路
- 豆腐が街にやって来る
- 死んだらあかん
- 君は歌うことが出来る
- 当初のアルバムのコンセプトであったさだ・渡辺・高見沢が組んだ曲で、「さださんってプログレですよね」と評している高見沢のアレンジによってキング・クリムゾン風のサウンドになり、そこにさだがマハヴィシュヌ・オーケストラのヴァイオリニスト・ジェリー・グッドマン的なヴァイオリンを少し足している。2014年8月からのNHK『今夜も生でさだまさし』オープニング・テーマ曲。
- 遠い夏〜憧憬〜
作詞・作曲・編曲
- 作詞:さだまさし
- 1曲目の「遠い夏(シネマ・ヴァージョン)」は歌詞が無いので、作詞なし。
- 作曲:全曲さだまさし
- 編曲
主な参加ミュージシャン
- ボーカル、ヴァイオリン、アコースティックギター:さだまさし
- アコースティック・ギター:田代耕一郎
- エレキギター:松原正樹、高見沢俊彦、古川望
- ピアノ:倉田信雄
- シンセサイザー:本田優一郎
- ベース:岡田治郎
- ドラムス:島村英二、渡嘉敷祐一、吉田太郎
- クラリネット:平原まこと
- トランペット:木幡光邦
- トロンボーン:中川英二郎
- ハープ:朝川朋之
- ストリングス:篠崎正嗣ストリングス
- コーラス:比山貴咏史、木戸泰弘、佐々木久美、斉藤妙子、高尾直樹
参考資料
- 『第二楽章』 ブックレット
脚注
- ^ さだまさし、“小判75枚”で「風とロック」箭内氏説得(オリコン 2014年9月13日 2014年9月14日閲覧)
- ^ 防災行政無線の放送が変わります - 広報しんとつかわ 2021年4月号(新十津川町)
- ^ 映画『宇宙兄弟#0』劇中歌も収録、さだまさし新作『第二楽章』収録曲が発表(CDジャーナル 2014年7月29日 2014年9月14日閲覧)
外部リンク
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