帰郷_(さだまさしのアルバム)とは? わかりやすく解説

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帰郷 (さだまさしのアルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/19 14:50 UTC 版)

さだまさし > さだまさしのディスコグラフィ > 帰郷 (さだまさしのアルバム)
『帰郷』
さだまさしスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ニューミュージック
レーベル フリーフライト
プロデュース さだまさし
チャート最高順位
さだまさし アルバム 年表
自分症候群
(1985年)
帰郷
(1986年)
夢回帰線
(1987年)
『帰郷』収録のシングル
  1. 主人公
    リリース: 1988年3月25日
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帰郷』(ききょう)は、シンガーソングライターさだまさし1986年10月19日発表の全曲新録音によるベスト・アルバム(セルフカバー・アルバム)である。

概要

さだまさしのソロ・デビュー10周年記念に制作されたアルバム。さだは『帰去来』から『自分症候群』に至るまで、毎年オリジナル・アルバムを発表しているが、1986年はこのアルバム制作に専念し、それを行わなかった。

各種ベスト・アルバムでワーナー所属時代に発表した楽曲を収録するときには、この2枚のアルバムのテイクかライブ・テイクが収録されることが多い。

このアルバムの続編として、1999年に『続帰郷』が発売された。これらのアルバムのコンセプトについて、ディレクターの八野行恭は『さだまさしベスト2〜通』の解説でこのように述べている。

イントロ、間奏、オブリガードなどの印象的なフレーズは残したままで再度アレンジし、演奏、歌を共に録音し直して、その時点で考えられる最高の形で残す
八野行恭、アルバム『さだまさしベスト2〜通』ブックレット「主人公」より

収録曲

  1. 精霊流し [5:46]
    グレープ時代の代表曲。オリジナル・キーの嬰ハ短調嬰ニ短調からニ短調嬰ニ短調へとキーが変更されている。間奏は吉田政美のギターで演奏されている。
  2. 交響楽(シンフォニー) [4:29]
    グレープのアルバム『せせらぎ』収録曲。比較的原曲に近いアレンジがされている。
  3. 無縁坂 [4:31]
    グレープ時代のヒット曲の一つ。アレンジは亀山社中のメンバーでもある信田かずおによる。
  4. 縁切寺 [4:02]
    グレープのアルバム『コミュニケーション』収録曲。
  5. [4:16]
    グレープのアルバム『せせらぎ』収録曲。
  6. フレディもしくは三教街 ─ロシア租界にて─ [7:08]
    グレープのアルバム『コミュニケーション』収録曲。デビュー35周年記念コンサートではこの曲がソロ時代の曲と誤解されるとさだは語る。
  7. 僕にまかせてください [4:13]
    クラフトに提供した曲。ライヴでのセルフ・カヴァーはあったが、スタジオ録音は初めて。
  8. 関白宣言 [6:24]
    さだの最大ヒット曲。
  9. 案山子 [4:53]
    さだ自身が大変気に入っている楽曲で、コンサートでも頻繁に採り上げている。
  10. 秋桜 [4:28]
    山口百恵に提供した曲。さだ自身もアルバム『私花集』で既にセルフ・カヴァーしていた。
  11. 転宅 [5:33]
    アルバム『帰去来』収録曲。
  12. 主人公 [5:22]
    アルバム『私花集』収録曲。さだの人気曲ファン投票では常に第1位である。

作詞・作曲・編曲

  • 作詞または作詩[1]・作曲:さだまさし
  • 下記以外編曲はすべて渡辺俊幸

主な参加ミュージシャン

他多数

脚注

  1. ^ グレープ解散以降にさだが発表した楽曲ではすべて「作詩」とクレジットされている(他人が作詞したものを除く)ので、誤記ではない。

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