線香花火_(さだまさしの曲)とは? わかりやすく解説

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線香花火 (さだまさしの曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/25 06:08 UTC 版)

さだまさし > さだまさしのディスコグラフィ > 線香花火 (さだまさしの曲)
線香花火
さだまさしシングル
初出アルバム『帰去来
B面 指定券
リリース
規格 7インチシングル盤
ジャンル ニューミュージック
時間
レーベル ワーナー・パイオニア
作詞・作曲 さだまさし
チャート最高順位
さだまさし シングル 年表
無縁坂
(1975年)
線香花火
(1976年)
雨やどり
さだまさし
(1977年)

糸電話
レーズン
(1991年)
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線香花火」(せんこうはなび)は、1976年11月25日さだまさしがリリースしたシングル曲である。さだまさしのソロ・デビュー曲にあたる。

解説

さだまさしは体調不良と音楽の方向性の閉塞感から1976年4月9日グレープを解散した。その後しばらく静養した後、長崎放送などへ就職活動を行ったが上手くいかず、元・赤い鳥のドラマー、渡辺としゆき(現・俊幸)とのユニットを模索した。しかし、渡辺はユニットを固辞する代わりにアレンジャーやバック・バンド(元祖サーカス)のリーダーを務めることで折り合った。そうした中で1976年11月にソロ・デビューすることとなった。

アルバム『帰去来』と同時発売であり、1面・2面とも同アルバムの収録曲である。そのため、アルバムからのシングル・カットの色彩が強いデビュー・シングルとなった。初めてのベスト・アルバム『昨日達…』の選定にあたっても、重要なデビュー曲であるにもかかわらず選外にしている。また、ライブでもデビュー曲に関してはグレープとしてのデビュー曲である「雪の朝」をデビュー曲と紹介している。

アルバム『帰去来』はヒットしたが、シングル盤はヒットには至らなかった。

線香花火

さだの故郷長崎では精霊流しの夜に大量の花火を燃やし、精霊流し以降は線香花火などの地味な花火を楽しむ習慣がある。それゆえこの作品も晩夏の情景を歌っている。線香花火の火球が落ちる時の「ジュッ」という擬音で終わる。さだ曰く「ひとつふたつみっつで始まりジュウ(10)で終わる」とのこと。

指定券

一度は恋人と別れ、故郷に戻る決意をした主人公の揺れ動く思いを歌った作品。舞台は東京駅で、イントロに東京駅の「…16時30分発さくら号、長崎・佐世保行き、間もなく発車を致します。…」という構内アナウンスが入っている。ちなみに上記のさくら号は約30年後のアルバム『とこしへ』に収録されている「さよならさくら」で作品のテーマとなる。

収録曲

SIDE 1

「線香花火」(作詩[1]・作曲:さだまさし、編曲:渡辺俊幸、ストリングス・アレンジ:青木望

SIDE 2

「指定券」(作詩・作曲:さだまさし、編曲:渡辺俊幸)

脚注

  1. ^ さだの作品はすべて作詞ではなく「作詩」とクレジットされているので誤記ではない。

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