移転後の鹿児島空港
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 13:40 UTC 版)
1972年(昭和47年)4月1日 - 完成した鹿児島空港が鹿児島県から国へ譲渡され、開港する。滑走路は、2500m x 45m。エプロン13バース (エアバス級用 4 バース、B-727級用 9 バース)、平行誘導路、ILSやVOR/DME、航空照明施設など、当時の東京、大阪両国際空港と同等の設備を備える。当初より国内線とは別に国際線専用ターミナルを擁するなど、ローカル空港としては先駆的であった。開港当日は雪が舞う珍しい天候であった。 6月3日 - 日本航空が香港線を開設しDC-8が就航した。 12月13日 - エアナウルがナウル線を開設してF-28が就航した。 1977年(昭和52年)1月6日 - エアニューギニーがポートモレスビー線を開設してB707が就航した。 1979年(昭和54年)11月18日 - 桜島の東、数十キロの空域を飛行中の全日空L-1011 2機が、桜島の爆発により巻き上げられた砂 (小さな石) に遭遇し、操縦席の前面ガラス (一番外側のシールド部分) に蜘蛛の巣状のひび割れが発生。視界不良でフル・オート・ランディング。 1980年(昭和55年)10月2日 - 滑走路を3000mに延伸し、供用開始(第3次空港整備5ヶ年計画による)。 1990年(平成2年)5月29日 - 大韓航空がソウル線を開設。 1999年(平成11年)3月 - ARTS-E(ターミナルレーダー情報処理システム)運用開始。覆域60NM。 2017年(平成29年)3月26日 - 運用時間を7時半から21時半までの14時間から7時から22時までの15時間に延長。 10月12日 - 宮崎ターミナル・レーダー管制が、鹿児島空港からの広域管制へ移行。宮崎飛行場管制(GND/TWR)は、引き続き宮崎空港で担当(国交省告示第832号) 2019年(平成31年)4月 - 国際線ターミナルビル増改築工事着工。 2020年(令和2年)7月末日 - 国際線ターミナルビル増改築工事竣工。 2021年(令和3年)10月 - 九州初となるビジネスジェット専用ターミナル「桜島」を10月20日竣工公表。22日から運用開始。
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