真雁とは? わかりやすく解説

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ま‐がん【真×雁】

読み方:まがん

カモ科全長72センチくらい。全体灰褐色くちばし桃色で額が白い。ユーラシア北アメリカ北部繁殖日本には冬鳥として渡来しガンでは最も数が多い。かり。《 秋》


真雁

読み方:マガン(magan)

ガンカモ科渡り鳥

学名 Anser albifrons


真雁

読み方:マガン(magan)

欧亜北極海沿岸部繁殖小群ずつで十月初旬渡来する

季節

分類 動物


マガン

(真雁 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/21 14:52 UTC 版)

マガン
マガン Anser albifrons
保全状況評価[a 1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: カモ目 Anseriformes
: カモ科 Anatidae
: マガン属 Anser
: マガン A. albifrons
学名
Anser albifrons (Scopoli, 1769)
和名
マガン
英名
Greater white-fronted goose
Anser albifrons
Anser albifrons

マガン(真雁[1]Anser albifrons)は、カモ目カモ科マガン属に分類される鳥類

分布

北アメリカ大陸北部やユーラシア大陸北部で繁殖する[2][3]

形態

全長65-86センチメートル[2]開張135-165センチメートル[2]。体重2-3キログラム[4]。上面の羽衣は羽毛の外縁(羽縁)が淡色の暗褐色で、後部につれて黒みが強くなる[5]。腹部には不明瞭な黒い横縞が入る[3][5]。尾羽基部を被う羽毛(上尾筒、下尾筒)は白い[5]。額からにかけて白い斑紋が入る[2][3][a 2]。種小名albifronsは「額が白い、前頭が白い」の意で[1]、英名(white-fronted)と同義。

嘴はピンクや橙色[2][3]。後肢は橙色[2][3]

幼鳥は額の白い斑紋や黒い横縞が入らない[2][3]

分類

  • Anser albifrons albifrons (Scopoli, 1769) ヒメマガン European white-fronted goose
  • Anser albifrons flavirostris  キバシマガン Greenland white-fronted goose
  • Anser albifrons frontalis  マガン Pacific white-fronted goose
  • Anser albifrons gambelli  オオマガン Tule white-fronted goose

生態

湖沼湿原水田などに生息する[5][6]

「キュユユ」「クワワワ」と大きな声で鳴き、飛び立つ時や飛翔中によく鳴く[6]。地上や水上では互いに頸を水平に伸ばして「グァァァァ」と低い声で鳴いて挨拶をする[6]

繁殖形態は卵生。主にツンドラの低地の湖や河川のそばで繁殖する[4]。3-7個のを産む[3]。抱卵期間は24-28日[3]。雛は孵化してから35日で飛翔できるようになる[3]

人間との関係

万葉集に「ぬばたまの夜渡る雁はおほほしく幾夜を歴てか己が名を告る」とあり、古くから夜に鳴く習性が知られている[7]

日本では亜種マガンが狩猟により生息数が激減した[a 2]。日本では1967年に「伊豆沼・内沼の鳥類およびその生息地」が本種の越冬地として、1971年に種として国の天然記念物に指定され、狩猟が禁止されている[a 2][7]。日本での亜種マガンの1970年における飛来数は3,700羽、1997年における飛来数は34,000羽と推定されている[a 2]

  • A. a. frontalis マガン

準絶滅危惧(NT)環境省レッドリスト[a 2]

画像

脚注

  1. ^ a b 安部直哉 『山溪名前図鑑 野鳥の名前』、山と溪谷社2008年、298-299頁。
  2. ^ a b c d e f g h 桐原政志 『日本の鳥550 水辺の鳥』、文一総合出版2000年、101頁。
  3. ^ a b c d e f g h i j k l 黒田長久、森岡弘之監修 『世界の動物 分類と飼育 (ガンカモ目)』、財団法人東京動物園協会、1980年、28頁。
  4. ^ a b * バードライフ・インターナショナル総監修 山岸哲日本語版総監修 『世界鳥類大図鑑』 ネコ・パブリッシング、2009年、122頁。ISBN 978-4-7770-5242-4
  5. ^ a b c d 真木広造、大西敏一 『日本の野鳥590』、平凡社、2000年、84頁。
  6. ^ a b c 叶内拓哉、阿部直哉、上田秀雄『山渓ハンディ図鑑7 新版 日本の野鳥』山と渓谷社、2014、30-31頁。 ISBN 978-4-635-07033-1
  7. ^ a b 川上洋一『絶滅危惧の野鳥事典』東京堂出版、2008年、26-27頁。ISBN 978-4-490-10730-2
  1. ^ The IUCN Red List of Threatened Species
    • BirdLife International 2009. Anser albifrons. In: IUCN 2010. IUCN Red List of Threatened Species. Version 2010.4.
  2. ^ a b c d e f g h 環境省 自然環境局 生物多様性センター

関連項目

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