相沢すずの関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 14:10 UTC 版)
「家なき子 (1994年のテレビドラマ)」の記事における「相沢すずの関係者」の解説
相沢 悟志 演 - 内藤剛志 すずの父。片島に刺されたものの、搬送先で奇跡的に命を取り留める。時期は不明だが、すずと再会し同居。刺されたショックで白髪化、下半身不随となったように見えていたが、自力歩行が可能になって以降の3ヵ月間は、すずに自分の世話をさせるための芝居であった。陽子にすずが本当の娘であることを告げられた事から、以前のような攻撃的な態度は消えていたが、すずの目を盗み夜な夜な都内のクラブに通うようになる。そんな折、あるホステスに陽子の面影を感じて交際するも、そのホステスはヤクザである氷室の愛人であったことから度重なる脅迫を受ける(実際は氷室の仕組んだ美人局であった)。慰謝料捻出の為に氷室が加入を強要した生命保険の保険証書を見つけた晴海とリュウ。そして事情を聞きつけた倉田の目の前ですずを銃撃したとして現行犯逮捕される。しかし、取調室での倉田との対話などを経て、自らの生き様を深く見つめ直すことになる。その後、氷室が黒崎の元から、すずの手術用のボンベイブラッドを盗んだことを知ると、血液を奪還するために脱獄。氷室の凶弾を全身に受けながら輸血パックを取り戻しリュウに託した。警察病院に搬送されたものの手の施しようがなく、「人間は金に負けない」と呟き続けて絶命した。 相沢 陽子 演 - 田中好子(特別出演) すずの母で悟志の妻。最終回におけるすずの空想シーンのみ出演。 リュウ 演 - ピュンピュン(犬) すずの相棒の柴犬。何かとすずの力になり、悟志に狙撃されたすずを追って、海へ飛び込んだ事もある。オスだと思われていたが、実はメスだった(途中で森山に指摘され判明)。倉田刑事の盲導犬ジョーと恋に落ち、一条家の庭園内に用意されていた犬小屋で双子を出産する。月田によって轢き逃げされて重体になりながらも、すずを救うために輸血用血液を運び、回復したすずの腕の中で最期を迎える。すずに付き添ってから亡くなるまですずを一度も裏切ることなく忠誠し続けたことで、すずは「リュウを超える信頼のできる者はもう出てこないだろう」と語っており、すずにとっては最高のパートナーとなっている。墓石は、悟志・陽子と共に並べられて祀られることとなった。 トラ リュウが産んだ双子の一匹。すず曰く「へちゃむくれ顔」。「リュウの子だから“竜虎相搏つ”」とかけて、晴海が名付けた。最終回では燃え盛る屋敷内に拘束されたすずの指示で日本刀を運び、すずと晴海を救った。事件後、黒岩家に引き取られるも脱走し、リュウの遺志を継ぐ形ですずの新たな相棒として共に旅立つ。 歩(あゆむ) 演 - 益田圭太 悟志に撃たれた後、海岸に打ち上げられたすずを救い保護。警察に届けた際に、倉田の指示で晴海に知らせている。漁師の父はマグロ漁船で長期間に渡り出漁中。母は見捨てる形で家を出てしまった為、父の家で干物などを製造・販売しながら独居。楽天的かつ前向きな性格で、すずを実姉のように慕い、病気を知ると手術を受けるよう強く勧めた。事件後はその豪胆さを気に入った一条に養子として迎えられ、財閥の跡継ぎとなった。
※この「相沢すずの関係者」の解説は、「家なき子 (1994年のテレビドラマ)」の解説の一部です。
「相沢すずの関係者」を含む「家なき子 (1994年のテレビドラマ)」の記事については、「家なき子 (1994年のテレビドラマ)」の概要を参照ください。
- 相沢すずの関係者のページへのリンク