相撲・取組関連
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「角界のオシャレ番長」として知られており、ドイツ製の高級スーツケース「RIMOWA」を愛用(2個所持)。好きなファッションブランドはステューシー、ワコマリア、[要曖昧さ回避]などストリート系。音楽はレゲエを好む。大学時代はダンスクラブでタチの悪い客相手のガードマンをしていたこともある。 序ノ口時代には白鵬と共に雑誌『相撲』の表紙を飾ったが、元横綱でありNHK解説者を務めている北の富士勝昭はこの様子を「白鵬の公私混同」と指摘している。 オーストラリア留学時代、現地の相撲の大会に出たらたまたま会場に映画監督がいて声をかけられ、オーディションに合格して映画『X-MEN』シリーズの敵役が決定したが、撮影間近に辞退。 取的時代は白鵬の付け人についていたため白鵬の記者会見に同伴することも少なくなかったが、関取昇進会見では「見慣れているはず(の光景)なのに、記者会見で自分にカメラが向くなんて…」と初々しい様子をみせていた。 石浦はアマチュア時代の山口について、「稽古はまるで喧嘩でした。たまにこっちが勝つと顔を張ってきた」と負けず嫌いであるという人物評を語ったことがある。 ライバルは宇良。2017年2月20日に好角家で知られるアイドルの山根千佳とトークショーを行い、同年3月場所で新入幕確実の宇良に対抗心を燃やした。参加者からライバルを問われると「宇良関ですね」と即答。「昔やった時は意識しないようにしてたけど、勝ちに行きます。(宇良は)面白い相撲取りますからね。負けたくない」と同じ小兵として意識していることを明かした。山根から対策を問われると「引かずに我慢すること」と話した。 父は最終的に入門に関しては石浦の意思次第だと考えていたが、石川にいる父の兄たちは猛反対であり「親も親だ。何をやっとるんだ。大体、自分の子供に甘すぎるんだよ」などと散々な言いようであった。ところが、父の兄たちは石浦が入幕するや否や熱狂的な応援者に立場を変え、石浦場所座布団も父の兄たちが用意した。 当たり負けしない体をつくるため、多忙な巡業中は「量より質」とトレーニングの負荷を高めた。1セット40回の腕立て伏せなら、半分は床を強く押して上体を起こし、空中で手をたたく。「力士はアスリート」と言い切る理論派らしいメニューで、バーベルやマシンが使えない巡業を乗り切ろうとしている。 2017年4月8日に行われた春巡業藤沢場所では子どもとの稽古に参加したが、そこで男の子のまわしをつかんで振り回したら手を滑らせて子供を落としてしまった。会場は笑いにつつまれたが、男の子はどうやら急所を打ったようで、泣き顔。それでも大事には至らず、石浦は「焦りました」と冷や汗をかいていた。 2018年3月場所の時点では弟弟子の炎鵬が自身より短身かつ軽量であり、炎鵬との稽古の中で「大きい人の気持ちがわかった。もっと相手の嫌がることをやらないと」とヒントを得た。
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