相撲中継において
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大相撲中継で藤井康生アナウンサーが誤って15代熊ヶ谷(元幕内竹葉山)の事を「白鵬の師匠の宮城野親方」と言い間違えた事がある。これは15代熊ヶ谷が2004年8月まで10代宮城野を名乗っていたための間違い。また山口達也アナウンサーが「白鵬と同じ熊ヶ谷部屋で指導する」と言い間違えたこともある。それだけ師弟の関係が深いといえる。なお、2010年12月24日の理事会において11代宮城野と15代熊ヶ谷との年寄名跡交換、部屋の師匠交代の勧告があり、双方が受け入れたことで、15代熊ヶ谷が12代宮城野として再び宮城野部屋の師匠に就任しているため、現在では「白鵬の師匠の宮城野親方」という表現は誤りではない。 2013年3月場所千秋楽、15戦全勝インタビューの最後に白鵬自ら「1月場所中に亡くなられた大鵬さんに優勝を捧げたいと思います。大阪の皆さん、黙祷をどうぞ宜しくお願いします」と発言、観客も揃って立ち上がり1分間の黙祷を行う。昭和の大横綱・大鵬への黙祷終了後、白鵬はタオルで涙を拭っていた。この時のことをNHKアナウンサーの三瓶宏志は「1分間無音というのは放送事故になりかねない。でもこれはもうしょうがない、と思って横綱に任せて、1分たった時にお尻をポンと触って知らせて。脂汗が出ましたね(笑)ラジオもまあ、シャッター音などが入るので結果的に大丈夫でした」と2016年のインタビューで振り返っている。 2013年9月場所で見せた土俵入りに関して、右・左の順で四股を踏む際に、右脚を上げる前には本来の不知火型の所作の通りに左腕を横に伸ばしていたが、左脚を上げる際には右腕を上げる動作を省略していたと、相撲ファンからクレームが付けられ、NHKに対しても異論が寄せられた。これについて白鵬は「(自らが尊敬する大横綱である)双葉山の土俵入りに倣い、5年前から所作を変えた」としている。 2016年1月場所3日目の大相撲中継において、前相撲時代、体重が80kgだった白鵬の映像が映されたが、向こう正面解説で師匠の12代宮城野が「当時は1日に牛乳5リットルを飲ませ、丼飯3杯は食べさせた」と語った。
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