登場人物または動物、異星人や人外など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 06:45 UTC 版)
「世界の終わりに柴犬と」の記事における「登場人物または動物、異星人や人外など」の解説
ご主人 声 - 内田真礼 この漫画の主人公。年齢は17歳、本名は不明で愛犬ハルさんには「ご主人」と呼ばれている。セーラー服を着こみ、大きなリュックを背負っていて、ハルさんとともに無人と化した日本の各地を旅している。世界が崩壊する前は、集団生活になじめず引きこもりの女子高校生であった。マイペースな性格で無人の世界での自由な日々を楽しんでいるが、インターネットの面白動画(例:宇野選手のヘディング)を見られないことを悲しんでいたり、実は猫派であり猫を懐かしがったりする。動物と会話ができる能力の持ち主で、ハルさん以外の動物たちや人外とも意思疎通が可能である。 ハルさん 声 - 田村睦心 ご主人の愛犬で年齢5歳のオス。知識量豊富な柴犬で、時折ご主人と哲学的なやりとりを交わすほどである(例:シュレディンガーの猫など)。その知識がしばしばご主人へのツッコミに向かう。洗われるのが大の苦手。 黒柴 ご主人とハルさんが出会ったオスの黒柴。荒廃した街で生き抜くうちに野生化していたが、ご主人とハルさんに会ったことでかつての自分を思い出し、1人と1匹を追って旅を始める。 白雪 メスの白柴でハルさんに惚れ、黒柴と同様に1人と1匹を追って旅を始める。かぐやとは恋のライバルだが、ときには共同戦線を張ることもある。 かぐや 黒柴のメスで世界崩壊前は隣に住んでいた。旅先での偶然の再会を経て、1人と1匹の旅についてくる。ハルさんを「ハルお兄ちゃん」と呼んで慕っている。 シベリアン・ハスキー いつも元気いっぱいのオス犬で、ハルさんは「正直苦手」と評している。やたらに水に落ちたり穴にはまったりと落ち着きがない。 たぬ3兄弟 名前は上からたぬ兄、ぽん吉、たぬ三郎。ご主人から缶詰(ただし中身はシュールストレミングだった)を盗んだり、ハルさんにいたずらを仕掛けたりする。根は善良で、ご主人のためにハルさんに力を貸してウナギを捕らえたことや、罠にかかっていた鶴を助けた(そして3匹とも代わりに罠にかかってしまった)こともある。 泉の女神 童話『金の斧銀の斧』に登場する女神。泉に落ちて溺れたご主人の件でハルさんと珍問答を繰り広げたり、同じく泉に落ちたシベリアン・ハスキーの件でご主人とピントのずれたやり取りをしたりする。 八百比丘尼 1300年前に人魚の肉を口にし、その後不老不死となって少女の姿のままで各地を放浪している。「もう1度人魚の肉を食べる」のが願いの1つ。 宇宙人 1人と1匹の旅先にしばしば現れる、星間飛行や次元転移はおろかタイムトラベルまで可能とする高度な文明を造り上げた異星人。侵略者などではなくいたって穏やかで友好的な性格であり、田舎で農作業にいそしむ老夫婦やその孫、行商人やバーテンダーなど複数が登場してくる。当初はハルさんの通訳によってご主人と意思疎通していたが、後には普通に会話するようになった。 ライカ ソビエト連邦が宇宙に送り込んだ犬。ハルさんいわく「犬達(ぼくたち)のスター」。1人と1匹は思いがけない後日談を知ることになる。
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