異民族に対するもの
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 04:19 UTC 版)
李氏朝鮮における耽羅人(耽羅国国民、すなわち現在の済州島島民)に対する同化政策。 大航海時代、スペイン・ポルトガルによる中南米先住民族の同化政策。 フランス革命以後の国内少数民族(プロヴァンス人、アルザス人、ブルターニュ人など)に対する同化政策。 イタリアの南チロルのドイツ系住民に対する同化政策。 イタリアの植民地である東アフリカ(エリトリア・ソマリア)、リビアでの同化政策。 プロイセン王国における、スラブ系諸民族のドイツ化政策。 イギリスのウェールズにおけるウェールズ語撲滅政策。 イギリスのアイルランドにおけるアイルランド語撲滅政策。 フィリピンにおける諸民族に対するスペイン次いで米国、そしてフィリピン政府による同化政策。 開拓時代およびそれ以降における、米国、カナダによる先住民族(インディアン、エスキモー)の同化政策。 ロシア帝国及びソ連におけるシベリア地域周辺の諸民族(テュルク系現地人、ツングース系現地人、ブリヤート人、ニヴフ、樺太アイヌなど)、バルト三国、ウクライナ、中央アジア、ポーランド、コーカサス、東プロイセン、カレリア、外満洲などの地域のロシア化政策。 スウェーデンによるフィンランド、スコーネ(旧デンマーク領)のスウェーデン化政策。 米国のハワイ併合(1893年)後、米国によるハワイ先住民の同化政策。米国のフィリピン統治によるマレー系原住民への同化政策。 大日本帝国時代(1937年以降)の外地、日本の海外領土であった朝鮮半島や台湾における現地人・パラオをはじめとした南洋群島・委任統治地域の諸民族の大和民族への同化政策(皇民化)。さらには戦時中のシンガポールの住民に対しても及んだとする向きもある。 中華人民共和国におけるチベット民族、ウイグル民族、モンゴル民族、満州民族など諸少数民族の漢民族への同化政策。 インドネシアが行っているジャワ人入植政策。 ベトナムの国内の少数民族に対する同化政策。 イラクのクルド人自治区に隣接するキルクークとモースルに居住するクルド人(またはアッシリア人とトルクメン人)をその地域から追放し、代わりに彼らがもともと居住していた地域にアラブ人(イラク南部に居住するシーア派とイラク中央部に居住するスンナ派)を移住させ、居住させるといった「アラブ化政策」。さらにキルクークとモスルに残ったクルド人をはじめとする少数民族に対して、アラブ人の言語(アラビア語)やアラブ人風の名前に同化させるといった「アラブ人化政策」。 第二次世界大戦後のソ連、ポーランドなどにおけるロマ人に対する定住化政策、及び、スイスにおけるロマ人の子供を誘拐して養子にする活動。
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