異民化した人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/18 05:44 UTC 版)
「レジェンド・オブ・レギオス」の記事における「異民化した人物」の解説
フェイスマン 目、鼻、口だけと言う「デスマスク」の異世界法則を持つ異民。他人を自身の法則で支配して同じ様な目、鼻、口だけの姿に変えてしまう。姿を変えられたものはフェイスマンの世界の一部となり、フェイスマンが自在に操る事ができる。元はアイレインが住む亜空間とは別のオーロラ・フィールドで裏社会に所属していた人間。元々居たオーロラ・フィールドが崩壊し絶縁空間となった事で異民化し、その絶縁空間を越えてアイレインの居るオーロラ・フィールドへとやって来た。 イグナシス オーロラ・フィールドを開発した初代アルケミストの一人で、チームリーダーだった男。他のオーロラ・フィールドから絶縁空間を越えてやって来た。異民化によって肉体を失っており、代わりの肉体を求めている。エルミ、ドミニオの体を乗っ取る事に失敗し、ソーホの体を乗っ取った。 その真の目的は不明だが、あらゆる事象の観察者であることを望む。人間の魂を足し合わせたらどうなるか、を観察するため、ほぼ全てのオーロラ・フィールドを崩壊させ、ゼロ領域に落ちた人間の魂が固体化するための基盤として、絶縁空間内でも自我を保てるニルフィリアを利用した。 ニルフィリア・ガーフィート 数年前、オーロラ・フィールドの外へと姿を消したアイレインの妹。絶縁空間内でイグナシスと出会い、彼の助手になっていた。オーロラ粒子を集束して物質を形成する異世界法則を持つ異民。サヤが自身が発するオーロラ粒子から物質を形成するのに対し、ニルフィリアは絶縁空間から流れ込む膨大なオーロラ粒子を利用して物質を形成できる。 美しい容姿の持ち主であったが、強大なナルシズムとエゴイズムの塊であり、家族を含む全ての他者を見下し、自分の思い通りにならない事が我慢できない性格。兄であり自分の崇拝者であるアイレインに対しては「自分が居なければ何もできないと」と言っているが、彼女自身が兄に対して独占欲を見せており自分と同じ容姿をしているサヤに対しては若干辛辣な態度を取る。その性格ゆえに絶縁空間内でも自我を保っていたが、それゆえにイグナシスに利用された。アイレインの瞳に収納されず『鋼殻のレギオス』の世界に残る。その後、様々な世界に登場する。 ニリスとリリス ガルメダ市のマフィア組織「ティルティス」の頭目を務める双子の少女。妹のニリスは落ち着いた雰囲気であり、姉のリリスは開けっ広げな性格と、双子ではあるが正反対の気質を持つ。遠くの出来事をある程度知る能力を持つほか、お互いの間でテレパシーを使える。 リリスはニルフィリア同様、絶縁空間内でイグナシスと出会った異民。極度のナルシストであり、それゆえに絶縁空間内でも自我を保つことができた。そのナルシズムに絶縁空間が反応して生まれたのがニリスであり、ニリスはリリスを映す鏡のような存在。そのため、リリスとニリスは同じ容姿でありながら正反対の性格を持つ。虚像の存在のはずであるニリスがアイレインに心を開いたことに対して絶望し、リリスは彼女を砕いてしまう。アイレインの右目にはリリスの存在も収納されており、彼女の因子が後の物語のある能力者達の原型となっている。
※この「異民化した人物」の解説は、「レジェンド・オブ・レギオス」の解説の一部です。
「異民化した人物」を含む「レジェンド・オブ・レギオス」の記事については、「レジェンド・オブ・レギオス」の概要を参照ください。
- 異民化した人物のページへのリンク