番組初期から中期の展開とは? わかりやすく解説

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番組初期から中期の展開

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 09:00 UTC 版)

大学受験ラジオ講座」の記事における「番組初期から中期の展開」の解説

日本短波放送での放送開始全国どこでも聴け番組となり赤尾掲げた目標は一応達成されたが、放送による一斉授業形式ならではの問題抱えていた。リスナーとなる受験生一人一人学習進度志望校に関係なく、同じ講義一律に送り出さなければならなかったのである旺文社当初月刊ラジオ講座テキスト発行し、それに先輩格の大学受験総合誌蛍雪時代』を含めた形で受験生フォローアップを行うことを考えていた。昭和30年代には、旺文社大学受験産業でほぼ独占的なシェア獲得していて、他の教育形態もまだそれほど伸びていなかったため、このスタイルで十分成り立った。 ところが1961年昭和36年)、増進会出版社(現・増進会ホールディングス)が難関大学志望高校生対象にした国内初の個別通信添削指導Z会通信添削』をスタートさせ、ラジオ講座強力なライバル出会うことになった1969年昭和44年)には、福武書店(現・ベネッセコーポレーション)が『進研ゼミ高校講座』の前身通信教育セミナ』を立ち上げ旺文社も『旺文社ゼミ』の名前で追随旺文社は、ラジオ講座聴取し旺文社ゼミ併せて受講することで、学習効果増大狙った一方で開始当初から昭和30年代には、大半ネット局22 - 24時のプライムタイム放送されていたが、昭和40年代以降、この時間帯若者向けになるにつれて、ほとんどのラジオ局放送時間午前5時台へと追いやられたこのため受験生個人毎日放送タイマー録音し後で都合のいい時に聴く習慣がついていった1980年昭和55年10月改編以前夜間放送だったのは、ラジオたんぱ文化放送23:30 - )、およびラジオ関西23:35 - )だった。当時文化放送22以降は「夜のニュース・パレード」や外郭団体日本英語教育協会経由実質旺文社提供だった『百万人』などの番組並んでいた。 1982年昭和57年以降地方民放FM局開局続きAMラジオ局放送されない地域で5:00 - 6:00放送され放送形態垣根を越えて放送される番組となったそういった地方学生のために、旺文社希望する高校講義放送テープ(2講義分を収録放送月初送付し翌月回収のため、オンエア前や聞き逃した講義聴くことが出来た。ただし蛍雪アワーを除く)を無償貸し出したり、後にはラジオ講座編集したテープ販売していた。 しかし、後期には通信添削市場成長による受験産業多様化加え文化放送編成政策2度まで翻弄される事態となり、次第番組立ち位置怪しくなっていく(後述)。

※この「番組初期から中期の展開」の解説は、「大学受験ラジオ講座」の解説の一部です。
「番組初期から中期の展開」を含む「大学受験ラジオ講座」の記事については、「大学受験ラジオ講座」の概要を参照ください。

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