生物部の動物たち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/15 07:31 UTC 版)
カメ梨以外の動物達は、番場が顧問になった2年前から今までの間に、様々な理由で生物部に来ているが、それぞれが生物部に来た正確な時期は不明。 ネコ田 オスの三毛猫。悪人に捕まり、脱走した過去を持ち、ある日、背中にペイント弾、首に壊れた発信機、足には切れた鎖がついた姿で現れ、そのまま居ついた。その後、アラ井とコウ本兄弟を狩って、半ば強制的に生物部の一員にした。現在ある首の鈴は、突然くる猫パンチから避けられるように番場が付けたもの。マゾヒズムな一面もある。水で毛がぬれると、体はマッチョメン。特技は「猫パンチ」「猫キック」。昔は、誰が名付けたのか「田吾作」という名前だったらしい。 魚を見ると我を忘れてしまう性格で、生物部で魚類を飼えない原因となっている。 ウサ山 オスのウサギ。左目や腹に傷がある。服の色は返り血によるものらしい。裏山の野ウサギのボスがライバルであり、戦いを挑み、いつもボロボロになって帰ってくる。武者修行中、ネコ田が動物達を支配する生物部に現れ、勢力を二分する争いを行ったあげく、そのまま居ついた。体にはたくさんの傷があるが、背中には1つも無い。硬派な性格。特技は「かみつき」。 コミックス3巻において、ついに野ウサギのボスに勝利し、勝った証拠として毛を少しむしった。 ネコ田とはよく喧嘩をするが、共通の敵が現れた時には手を組み、美々を叱る南大校長を追い払ったり、ネコ田・オウ村と協力して、無人島編で就寝中の美々達を襲おうとした大蛇を撃退した。 オウ村 オウム。青いリボンを付けている。部員の口真似をしたり、言いふらすこともある。柳生が拾われた後、当時の部長の自転車にはねられて負傷、責任を感じた部長が生物部に持ち込み、そのまま飼われることになった。特技は「覚えて喋る」。 アラ井 アライグマ。1巻の最終話からスカーフを付けている。ネコ田に狩られた形で生物室にやって来た。特技は「洗って食べる」。タヌキと間違えられると怒る。 ヘビ島3兄弟 3匹のシマヘビ。一匹ずつ、目が違う。かつての生物部員が、外で産み落とされていたタマゴを見つけ、鳥類のものと思って見守った結果、彼らのタマゴであり、生まれた後、生物部で飼われることになった。動物達の中で最初に美々になついた。特技は「巻きつく」「丸飲み」。 カメ梨 陸ガメ。生物部の動物達の中でも古株であり、学校が創立した頃から飼われていた。新撰組の活躍を知っていることから、遅くとも幕末頃から生きていたらしい。静寂を愛し、普段は大人しいが、怒らせると怖いらしく、1年前、動物達全部を巻き込んで戦った時、最後にキレて、張本人であるネコ田とウサ山の2匹を叩きのめした。特技は「長生き」。 カメレ尾 カメレオン。元々動物愛好会のペットだったが、部員不足で廃部したため生物部に引き取られた。部室の椅子や着ている服と同じ色になって同化し、たまたま寝転んだ美々のスカートの中を見て、下着と同じ色に体色を変化させた事がある。特技は「体色変化」。 柳生 ヤギ。唯一部室の外で放し飼いにされている。普段は大人しいが、ご飯になると襲ってくる。2年前、部室の前に捨てられていた形で保護された。特技は「紙を食べる」。 コウ本兄弟 2匹のコウモリ。外国から船でやってきた模様。アラ井とどちらが先かは不明だが、彼らもアラ井同様、ネコ田に狩られた形で生物室にやって来た。特技は「吸血」。 ハリ根 ハリネズミ。最も新しく生物部に来た動物。柳生同様、部室の前に捨てられていたのを美々達に保護される。臆病な性格。最初は美々達に警戒し、針を出していたが、美々の説得と執念により、針を出さなくなる。番場に対してはまだ警戒しており、番場にだけ器用に針を出している。特技は「針防御」。 ミジンコ師匠 名前の通りミジンコであり、泉の心の師匠。よくネコ田達にひどい目に遭わされている。特技は「形態変化」「死んだふり」。
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