王々軒とその関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/17 16:51 UTC 版)
「少年アシベの登場人物」の記事における「王々軒とその関係者」の解説
アッキーや西尾ヒトシは作者・森下の初期の作品や『ここだけのふたり!!』にもクロスオーバーで登場している。なお、COMAGOMAには登場しない。 両々(リャンリャン) 声 - 川村万梨阿 / 古賀葵 中華料理店「王々軒」(わんわんけん)で働いている女性。店主である父と2人で暮らしている。 アシベとの出会いは、両々自身が出前に出かけている最中、道端で襲われていたところを目の前を歩いていたアシベに知らず知らずのうちに助けられたことがきっかけであった。前髪以外は幼い頃から、ほとんど切っていないらしい。 『GO! GO! ゴマちゃん』では先述の秋雄同様、ひらおなどのカエルが苦手という設定が追加されている。 王(ワン)さん 声 - 茶風林 / 岸尾だいすけ 両々の父で、王々軒の店主。小柄で犬の耳のような髪型のため、よく犬に間違えられる。作者が昔住んでいた近所の焼き肉屋のおじさんがモデルらしい。 『GO! GO! ゴマちゃん』では、犬ネタの代わりに、客から棒棒鶏(バンバンジー)が注文された時、その客の目の前で「バンジー!!」と叫びながら天井からバンジージャンプが持ち味になる。 リコ 声 - 麻見順子 / 松田颯水 王々軒でアルバイトをしている短大生。アシベたちの知人として初登場し、ベビーシッターやレストランのウェイトレスを経て、王々軒に移籍。初期は軽薄な言動も多く、初対面のころはアッキーに反発していたが、次第に恋仲になる。 髪の毛を一方の真横に縛っているため、ゴマちゃんが初めてリコに対面した際、「頭に尻尾が生えている」と思い怖がっていた。 『GO! GO! ゴマちゃん』では、初登場時点で王々軒勤め。 アッキー 声 - 塩屋翼(少年アシベ)→柏倉つとむ(少年アシベ2) 王々軒でアルバイトをしている男性。小柄な医大生。本姓は沢田(さわだ)。語尾に「の」「なの」とつけて話す。リコとは初対面の際「ケッ!」と言われ、それ以来互いに張り合っていたが次第に恋仲になった。 世話好きで出前先にて風邪で寝込んでいた男性を仕事中にもかかわらず、一生懸命に看病したことがある。 当初はゴマちゃんを見て怖がっていたが、勇気を出してゴマちゃんを抱きしめたのをきっかけにゴマちゃんのことが好きになる。ある日、元気の無い表情だったゴマちゃんを見ていて、ゴマちゃんの大好物である魚介類をふんだんに使った特製メニュー「ゴマちゃんスペシャル」を考案し、早速料理したところゴマちゃんは大喜びし全部食べて、それ以来ゴマちゃんが元気になった。それ以降、芦屋家から度々注文を受けている。 西尾 ヒトシ(にしお ヒトシ) 声 - 小林通孝 小柄で禿頭の謎の男性。普通に服を着るのが嫌いで、いつもパンツ一丁にコートという典型的な露出狂スタイル。登場する時も露出狂よろしくそこにいる人物の前でコートを広げる。その際、常に笑顔である。その上、原作では全く言葉を話さない(ただし字は書ける)ため、周りからは変質者と思われることが多い。しかし、性格はとても親切で、雨に降られて困っていた両々にコートを渡し立ち去ったことがあり、それ以来両々と親しくなる。服の類をプレゼントされても身に着けようとしない。王さんから怒られるのを避けるため、半裸でもできる仕事として近所の銭湯で清掃の仕事をしている(両々への手紙に「暖かいところで仕事を見つけて暮らす」とあったことから両々は遠い街へ行ったと勘違いしたが、実際には暖かい場所である銭湯だった)。なかなか両々と会えずにいたが、最終回で再会を果たす。周りからは「ヒトシくん」と呼ばれている。 『GO! GO! ゴマちゃん』第1期には未登場。同作第2期第35話以降で登場したが、笑い顔のままで無声である。 子犬 声 - 茶風林 アッキーが知り合った子犬。王にそっくり。アッキーは店で飼おうとしたが、断られた為、王に親を演じさせて、引き取ってくれる人を探すことにした。結局、引き取り相手は見つからず、アッキーが時折面倒を見るようになる。 王の母 王の母親で両々の祖母。故人であり、王の回想内のみの登場。
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