王たちとの関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/04 14:13 UTC 版)
古代の伝説上の王朝との三苗反乱の以後もつづいた対立関係については文献に断片的ながらも記述されている。堯との闘いの後も、舜・禹の時代にも苗民が服従をしていなかったことがあり、『韓非子』「五蠹」には「すぐにこれを討伐しましょう」という禹の進言に対し、舜は「君主の徳が足りず起こっていることに対し、武を行うのは道に非ず」と語り、3年のあいだ教化をひろめてこれをしずめ服従させたという話が「大昔は徳が高ければ戦をせずに済むこともあった」例として示されている。しかし、四罪のひとりでもあり舜の時代以前にも登場している共工(きょうこう)が「時代がうつって戦を交える時代となった」例として後に書かれている点など、違和感もある話となっている。
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