潤の周囲の人々
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/20 01:12 UTC 版)
高村由紀恵(たかむら ゆきえ) 潤の母親。36歳。旧姓春日(かすが)。23歳の時、前夫・時枝光志に先立たれ、それ以来看護師として働きながら女手ひとつで潤を育てた。現在は再婚している。前夫の死から完全には立ち直っていないが、自分の流儀を貫いて見せることで、その脆弱さを隠している。 名前は仲間由紀恵に由来。 時枝光志(ときえだ こうし) 潤の父親。故人。書道の師範だったが、潤をかばった際の負傷が元で死亡。妹の志信(しのぶ)は時枝健志の母親である。 高村尚輝(たかむら なおき) 潤の継父。29歳。潤を溺愛しており、同じマンションで彼女と隣室同士の進藤との関係に気を揉んでいる。 時枝健志(ときえだ けんし) 声 - 皆川純子 潤の従弟。12歳で小学6年生。潤によく似た顔。小さい頃から潤に好意を寄せているが、彼女には弟扱いしかされていない。進藤と西川一郎をライバル視している。女子に人気があるが鈍感なため自覚はなく、月城千代の想いにも気づいていない。 山崎蜜香(やまざき みつか) 声 - 豊口めぐみ 長身の人気モデルで、カフェ・ボヌールの常連客。15歳。潤が大好きで、彼女を傷付ける者には容赦しない。健啖家で、ボヌールに来店した際にはケーキを何個も平らげている。 西川二郎(にしかわ じろう) 西川一郎の弟。6歳。ブラザーコンプレックスで、最初は兄のお気に入りである潤を嫌っていたが、のちに和解。体が弱く、よく女装をする。安倍川さくらとは、幼稚園が一緒で仲良し。 進藤千年(しんどう ちとせ) 進藤咲月の母親。結婚せずに進藤を一人で育てていたが、のちに蒸発。長らく行方不明だったが、絵本作家として活動している。 月城千代(つきしろ ちよ) 時枝健志の同級生。金髪碧眼の混血児で、母親はアメリカ人(父親の国籍は不明)。外見と名前が不釣合いだと揶揄する男子生徒を注意してくれた健志に想いを寄せる。日本語を母語とし、英語は話せない。男子生徒から外見に事寄せて様々な揶揄・嘲弄を受けたため、男性全般を嫌っている。 井上有(いのうえ たもつ) 声 - 大須賀純 進藤の小学生時代の友人。大学生で、単行本第5巻の時点では教育実習中。 桜庭三明(さくらば みつあき) 洋菓子チェーン「ブロッサム」の社長。進藤の父親。図書館でたまたま出会った潤に一目惚れし、彼女を手に入れるためにカフェ・ボヌールに嫌がらせを仕掛ける。秘書をいびるのが趣味。 萩原久雪(はぎわら ひさゆき) 潤が住む部屋の隣に引っ越してきた人物。かつて時枝光志に説得されて自殺を思い留めたが、その後、恩人である光志の死の一部始終を目撃する。 その結果「光志は潤によって殺された」と思い込み、報復を計画。潤を階段から突き落とし、殺害しようとした。
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