演奏・録音・映像
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1923年の初演の後、1926年にユージン・グーセンスの指揮、プーランク、リエティ、オーリック、ヴァーノン・デュークのピアノでロンドン初演、また同年にはレオポルド・ストコフスキーもカーネギー・ホールでアルフレード・カゼッラ、ジョルジェ・エネスク、ジェルメーヌ・タイユフェール、カルロス・サルセードのピアノでアメリカ初演を果たした。1959年にはニューヨークで作曲家自身が、バーバー、コープランド、セッションズ、フォスをピアニストとして迎えて指揮した。1973年にはラミロ・コルテス(Ramiro Cortes)とロバート・クラフトによって補完された小オーケストラによる1917年版がニューヨークで初演され、また、1981年にはピエール・ブーレーズが自動ピアノと2台のツィンバロム他の編成による1919年版を初演した。2005年のプレザンス音楽祭では1917年版、1919年版、1923年版が集中的に演奏され、同年、モントリオールでルネ・ボス(René Bosc)によって補完された1919年版が演奏された。 代表的な録音としては、 作曲家による前述のコンサートの直後にスタジオで録音された1959年のコロムビア盤(英語版) 初演指揮者アンセルメによる1961年のデッカ盤 ピエール・ブーレーズ指揮、パリ国立歌劇場のメンバーによる1965年のコンサート・ホール盤 シャルル・デュトワ指揮、マルタ・アルゲリッチ、ネルソン・フレイレ、エドワード・アウアー、スザンヌ・ウッソンのピアノに加えて、ミシェル・コルボの合唱指揮による1972年のエラート盤(フランス語版) レナード・バーンスタイン指揮、マルタ・アルゲリッチ、クリスティアン・ツィマーマン、シプリアン・カツァリス、オメロ・ フランセシュのピアノによる1977年のドイツ・グラモフォン盤 ラミロ・コルテスとロバート・クラフトによって補完された1917年版をエトヴェシュ・ペーテルが指揮したフンガロトン盤 器楽パートをコンピュータで再現したポクロフスキー・アンサンブル(英語版)のノンサッチ盤 など。 映像化されたものとして、いずれもニジンスカ版をとった、1991年のパリ・オペラ座によるもの、2001年のロイヤル・バレエによるもの、2008年のヴァレリー・ゲルギエフ指揮マリインスキー劇場によるもの、などがある。 また、2012年には本作品を題材とするフィリップ・ベジア監督の映画 Noces: Stravinsky / Ramuz がフランスで公開された。
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演奏・録音・映像
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1926年の初演の後、1928年にはデュースブルクで、1932年にプラハで、1949年にはパレルモのマッシモ劇場で上演されている。1996年にシャルル・デュトワがパリで、1998年にはサイモン・ラトルがプロムスとザルツブルクで、それぞれ演奏会形式で取り上げ、1999年にはカーネギー・ホールでもデュトワの指揮により演奏会形式として演奏された。2008年にはヴァレリー・ゲルギエフがサンクトペテルブルクとエディンバラでヴロツワフ(ブレスラウ)歌劇場との共同製作であるプロダクションをマリインスキー劇場を率いて上演した。2009年には大野和士の指揮によりパリ・オペラ座で、また、ブレゲンツ音楽祭とリセウ大劇場の共同製作のプロダクションがそれぞれ上演される。日本初演は2002年9月6日、デュトワ指揮のNHK交響楽団、二期会合唱団による演奏会形式のもの。 初めての全曲録音は、1965年にMieczysław Mierzejewski指揮、ワルシャワ大劇場管弦楽団・合唱団という布陣でPolskie Nagraniaによってなされた。1991年にはコッホ=シュヴァンが同じくワルシャワ大劇場管弦楽団・合唱団をRobert Satanowskiが指揮したものを録音し、1994年にはマルコ・ポーロがKarol Stryja指揮のシレジア・フィルハーモニー管弦楽団・合唱団で録音している。1999年にサイモン・ラトルがバーミンガム市交響楽団とEMIに録音したものは大きな反響を呼んだ。その後、2003年にCD AccordがJacek Kaspszyk指揮でワルシャワ大劇場の舞台を録音している。 2008年にはマリインスキー劇場との共同製作であるMariusz Treliński演出のヴロツワフ歌劇場による舞台がEwa Michnikの指揮で、初めて映像化された。
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