演奏・録音史
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1950年代にBBCテレビで放送されたBilly Bunterシリーズで、中間部の「Portsmouth」が主題歌として使われたことによりイギリス国内で広く知られるようになった。1980年代初頭には、東イングランドの放送局だったITV Angliaの放送開始音楽にもなっていた。両者は共に、ブージー・アンド・ホークス社の音源ライブラリであった1955年のナット・ニル(Nat Nyll)指揮、ニュー・コンサート・オーケストラ演奏の管弦楽版の録音を使用していた。この版はCDで入手可能である。近年のステレオ録音には、リチャード・ヒコックス指揮のノーザン・シンフォニア、レナード・スラトキン指揮のフィルハーモニア管弦楽団、ジョージ・ハースト(英語版)指揮のボーンマス・シンフォニエッタ(英語版)、ポール・マーフィー(Paul Murphy)指揮のロイヤル・バレエ・シンフォニア(英語版)の演奏によるものがある。元の軍楽隊による演奏はティモシー・レイニッシュ(Timothy Reynish)指揮、王立ノーザン音楽大学(英語版)吹奏楽団の演奏が入手可能である 。 2008年のプロムス最終夜では、BBCプロムスの創設者でありヴォーン・ウィリアムズの友人であったヘンリー・ウッドの「イギリスの海の歌による幻想曲(英語版)」の演奏が恒例となっている箇所において、ヴォーン・ウィリアムズの没後50周年を記念して代わりにこの曲が演奏された。
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