ほうご 【法語】
法語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 17:29 UTC 版)
法語(ほうご)とは、師僧が修行僧に悟道の要諦を書き与えたもの。真名法語と仮名法語があるが、禅家には仮名のものは少なく、漢文調のものがしばしば揮毫され、仮名法語が一般化したのは近世以降のことである。鎌倉時代の禅僧の思想は、中国の宋朝禅の模倣であり、仮名法語は漢文が読めない女性や俗人に対する方便の意味合いが強く、積極的に採用された表現法ではなかった。
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法語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 01:13 UTC 版)
鎌倉新仏教の開祖やその弟子たちは、人びとを導くために始祖の教えを平易な言葉で書き記した。このような思想書を法語という。法然、親鸞、道元、日蓮はいずれも名文家であるが、いずれも修辞の技術をこえた深い思索の結実した名文であり、宗教文学のジャンルにふくまれる。法然『選択本願念仏集』など上述した一連の開祖の著作のほか、親鸞の弟子唯円の『歎異抄』、道元の弟子懐弉の『正法眼蔵随聞記』がある。
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