江ノ島鎌倉観光500形電車
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江ノ島鎌倉観光500形電車(えのしまかまくらかんこう500がたでんしゃ)は、江ノ島鎌倉観光(現・江ノ島電鉄)が1956年(昭和31年)より導入した電車である。
注釈
- ^ 1949年8月1日に江ノ島電気鉄道から社名変更、1981年9月1日に江ノ島電鉄へ社名変更
- ^ 1952年4月15日のダイヤ改正よりそれまでの13分間隔から2023年まで続いた12分間隔の運行となっている
- ^ 1953年1月から1954年4月にかけて工事が行われており、1953年8月1日には日坂駅を鎌倉高校前駅に改称、同20日からは工事に伴い交換設備の撤去された同駅に代わり峰ヶ原信号場が開設されている
- ^ 1955年3月から7月にかけて工事が実施されている
- ^ この際にステップ改造工事の対象外となった115・116・117号車が1956-58年に廃車となり、代替として本系列が導入されている
- ^ 京王帝都電鉄より譲受した容量500kWの回転変流器2基を備えた(新)江ノ島変電所が建設され、1956年7月5日より稼働している
- ^ 極楽寺工場の入出庫の保安強化を目的として稲村ヶ崎駅 - 長谷駅間に設置されている
- ^ 201編成は全長24975mm、定員132名で自重36.74t、301編成は全長24354mm、定員150名で自重33.7t
- ^ 301編成では固定軸距は1473mm、車輪径は838mmとされている
- ^ 自動放送装置は2000形以降再度設置され、現在は全車両に設置されている
- ^ さらに同年12月27日には票券閉塞式が廃止され、単線自動閉塞信号装置の使用が開始されてさらに保安度の向上が図られている
- ^ 廃車予定であった300形302編成は302号車側のみの改造となっている
- ^ 1000形の台車についても1990年代に同仕様に改造されている
- ^ 輸送人員は1991年度の16351千人をピークに1996年度には14630千人まで低下、なお、2000年度以降増加に転じ、2016年度は18868千人
- ^ E型中継弁(産業技術史資料データベース)
出典
- ^ a b 『江ノ電の100年』 p.169
- ^ 『江ノ電の100年』 p.170
- ^ 『江ノ電の100年』 p.141
- ^ a b 『江ノ電近況』 p.110
- ^ 『江ノ電旧型連接車物語』 p.42
- ^ 『江ノ電旧型連接車物語』 p.43
- ^ 『江ノ電の100年』 p.172
- ^ a b c d e f 『江ノ電の100年』 p.171
- ^ 『私鉄車輛シリーズ① 江ノ電』 p.21
- ^ 「江ノ電300形」『鉄道車両ガイド』第18巻、ネコ・パブリッシング、2014年、28頁。
- ^ a b 『江ノ電の100年』 p.181
- ^ a b c 『江ノ電の100年』 p.173
- ^ a b 『江ノ電の100年』 p.184-185
- ^ 『江ノ電の100年』 p.236
- ^ 『江ノ電の100年』 p.294-297
- ^ 『江ノ電の100年』 p.259
- ^ 『江ノ電の100年』 p.260-261
- ^ 「江ノ電の501Fが引退」『RAIL FAN』第49巻第2号、鉄道友の会、2002年2月1日、25頁。
- ^ 『RAIL FAN』第50巻第2号、鉄道友の会、2003年3月1日、22頁。
- 1 江ノ島鎌倉観光500形電車とは
- 2 江ノ島鎌倉観光500形電車の概要
- 3 運行開始後
- 4 保存
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