東宮家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/04 04:15 UTC 版)
桐彬(きりあき) 4月12日生まれのA型。閑雅に仕える東宮家の執事で、千里の部下。人気投票では31位。 性格は厳格かつ生真面目で普段は冷静沈着な人物に見えるが、たまに少し抜けたドジな一面も見せる。上司である千里を苦手とし、無茶をしてもそれが全て上手くいく千里に感心する一方、その軽薄な言動に呆れ、危なくて見ていられないと思っている。手に負えない事象が起こった際は千里を最終兵器と呼んで頼った。 十夜を可愛がっているつもりらしいが、灰音が東宮邸に入り込んだ際、十夜からは「お魚くわえたドラネコ」として敵視される。冷たい眼差しで感情を表情に表すことがほとんど無いため怖い人物と思われがちだが、閑雅の話をする時はとても優しげな笑みを浮かべる。 閑雅に忠実な為に閑雅の命令であれば他の使用人を傷つけることも厭わない。千里と共に灰音救出を手伝い、生徒会メンバーを車で送ったりなど高成サイドの人間に協力したこともある。また年齢は千里よりも1歳年下で、今と違って真面目な性格をしていた学生時代の千里に憧れを抱いていた。 東宮 愁一郎 (とうぐう しゅういちろう) 高成と閑雅の祖父。次の当主を2人のどちらかにするため、2人が7歳の頃試練を出した。後に灰音にも同じ試練を出す。なお、双子が生まれた際に使われるこの試練に敗れた方は事故死した者として扱われ、影武者となる定めだったらしい。彼のしたことは高成と閑雅が現在の性格になり、同時に2人が仲違いする原因となった。 東宮 春日(とうぐう かすが) 灰音のヤンキー時代の仲間。通称「暗黒人魚姫(ダークマーメイド)」。閑雅と高成の親戚。普段はいわゆる『お嬢様言葉』で喋る。ヤンキーをしている理由は日頃のウサを晴らすためである。 喧嘩のときに背中を預けるほど灰音を気に入っており、彼女がグループを抜けることを認めたくないが為に、彼女の前歯を折った張本人。 灰音の前では舞加誘拐の計画を立て、実行するそぶりを見せるが、一方で高成に舞加誘拐の計画を話したり、灰音が再度ヤンキーをやめるきっかけを画策することから、彼女の本当の意味での幸せを心から望んでいる。 桐彬にずっと片思いしていて、振り向いて貰うためヤンキーを辞めたことが最終回で判明。 東宮 莢果(とうぐう きょうか) 閑雅と高成の伯母。抄花の双子の姉。 高成が離れの座敷牢に軟禁されているので助けて欲しいと、顔合わせに訪れた灰音に頼む。その際、動きやすい服のほうが良かろうと思い、花瓶の水を灰音にかけ、どさくさにまぎれて灰音を屋敷の一室に連れ出し、自身が用意した服に着替えさせるという荒業をやってのけた(しかも、灰音がもともと着ていた服より、夾果が用意したものの方が高いらしい)。 東宮 抄花(とうぐう しょうか) 閑雅と高成の母。夾果の影武者だった。閑雅と同じ白血病を患っており、千里と駆け落ちをしたが途中遭難して死亡。
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