時空の魔神
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/09 22:00 UTC 版)
「ザ・ドラえもんズ スペシャル」の記事における「時空の魔神」の解説
エルド インカ帝国の皇子。魔眼で洗脳されたスペイン兵に殺されそうになった所をドラえもんズに助けられ、以降行動を共にする。 本作ではインカ帝国は2万年前に滅亡したアトランティスの生き残りが建国したという設定であり、彼はアトランティス人の子孫ということになる。チチカカ湖の湖底の神殿にて初代インカ王の魂からインカ(アトランティス)の秘術(地球のエネルギーである「気」を集約するもの)を受け継ぎ、ノストラダムスとの最終決戦にてドラえもんズの協力によって秘術を発動させた。 時の巫女 ドラえもんズの行く先々の時代に現れる謎の少女。記憶を失っており、常に聖母マリアのような人形を抱えている。彼女の現れる場所で魔眼による洗脳が起こるため、一時は事件の張本人であるノストラダムスではないかと疑われるが、実際は彼女が抱えている人形こそがノストラダムスであった。ノストラダムスが正体を明かしてからは記憶を取り戻し、ドラえもんズと共に戦いに赴く。インカの秘術によって発動した「気」(スフィンクス、ナスカの地上絵のコンドル、モアイを模した形をしている)を浴びて弱体化したノストラダムスを時空の裂け目に封印した。 正体は時の見張り役であるが、それが何なのか明確に説明はされていない。かつて、転生しようとタイムホールに逃げようとしたノストラダムスを封じようとしたが逆にやられ、記憶を失っていた。 クリストファー・コロンブス アメリカ大陸を発見した航海士。劇中では魔眼によってサンタ・マリア号の乗組員共々洗脳され、ドラえもんズと戦うが鏡によって正気に戻る。 なお、実際のコロンブスはアメリカ大陸を最期までアジアと思い込んでいたが、本作では「新大陸を発見したのか!」「これで、後世にまで残る名誉と莫大な利益は私のものだ!」などと自覚している。 スペイン軍の提督 インカに友好を結びに来たスペイン軍の総督。魔眼によって操られ、インカを滅亡させようと暴れ回るが、マタドーラが割ったチチカカ湖の湖面を見て正気に戻った。 ビラコチャ インカの地下神殿に祭られていた巨大な石の神像。地割れに飲み込まれたマタドーラがくっつけた「ロボッター」で動かされ、スペイン兵相手に大立ち回りを演じるが、ノストラダムスに操られてしまう。 ノストラダムス 本作での設定は二万年前のアトランティス文明に存在した預言者であり、予言を自らの手で実行すべく時空を暗躍する。赤い魔眼を有し、眼を見た者(ロボットですら)を一瞬で洗脳することが出来る(鏡や水面で自らの姿を見ると元に戻る)。魔眼の力で彗星の軌道を変え、本来は外れるはずだった1999年の大予言で地球滅亡を目論んだ。また、指先から雷を放つ魔法を使うことが可能であり、短時間でイースター島を更地にしていた。しかし遺跡はあくまで「気」の停留所にすぎず、最後はドラえもんズによって封印を解かれたインカの秘術により邪悪のエネルギーを浄化されて弱体化、時の巫女によって時空の裂け目に封印された。
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