昭和時代中期
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 08:07 UTC 版)
新昭和切手 第一次新昭和切手 1946年 - 1947年 戦後の混乱のため、粗雑な印刷が続く。図案は絵画や風景など平和的なものとなり、切手の国名表示も再び「日本郵便」となる。 第二次新昭和切手 1946年 - 1948年 目打がようやく復活する。 第三次新昭和切手 1948年 菊花紋章が無くなる。 産業図案切手 1948年 - 1949年 農業や工業など産業に従事する労働者を描く。 捕鯨3円(1949年発行) 茶摘5円(1949年発行) 昭和すかしなし切手 1951年 - 1952年 産業図案切手や新昭和切手の一部が、印刷用紙切り替えに伴い、透かしのない用紙に印刷される。 動植物国宝図案切手 国宝や植物などが登場した。1952年に銭表示が廃止され、第二次動植物国宝図案切手以後は、額面表記が円単位になる。 後の「新動植物国宝図案切手」も含め料金改定のたびに発行されたためデザインに統一性が少ない。ただし最低額の1円は「郵便制度の父」前島密、低額面は動物と植物、高額面は仏像などの国宝という慣習があった。 第一次動植物国宝図案切手 1950年 - 1951年 第二次動植物国宝図案切手 1952年 - 1959年 第三次動植物国宝図案切手 1961年 - 1965年 平等院鳳凰堂(1950年発行) 石山寺多宝塔(1951年発行) 観音菩薩像(法隆寺)(1951年発行) 姫路城(1951年発行) 弥勒菩薩像(中宮寺)(1951年発行) 前島密(1952年発行) 秋田犬(1953年発行) 石山寺多宝塔(1952年発行) ニホンカモシカ(1952年発行) 日光東照宮陽明門(1952年発行) 鵜飼(1953年発行) ホトトギス (1954年発行) オシドリ (1955年発行) 八橋蒔絵 (1955年発行) 姫路城 (1956年発行) マリモ (1956年発行) オオムラサキ (1956年発行) ソメイヨシノ (1961年発行)
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