日本での番組放映
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「コスモス (テレビ番組)」の記事における「日本での番組放映」の解説
1980年に米国PBSネットワークにて放映された後、日本では、朝日放送創立30周年記念番組として1980年11月3日-12日にかけて午後10時・11時台に放映された。日本放映時のセーガンの吹替えは横内正が行った。日本語版制作は朝日放送と東北新社。提供は日本IBMであった。 この放映は同年秋から冬にかけて放映されたニューヨークよりも早い。同年9月にはセーガン自身も来日し、社会現象となった。 平均視聴率は、関東が8.5%、関西が14.5%と通常よりも高い視聴率だった。放送評論家の志賀信夫は『NHK特集 シルクロード』などとともに1980年のテレビ界の収穫に挙げている。 番組の企画段階から日本での放映企画は持ち込まれていた。番組の中でヘイケガニのエピソードが含まれているのは、番組企画の段階で日本ロケを行うことが決まっていたからである。 関連するイベントとして、朝日講堂でコスモス・シンポジウム、池袋のサンシャインプラネタリウムでヤング宇宙セミナーが開催された。池袋の西武百貨店でも展示会が行われた。 日本においては、翌1981年3月から4月上旬(春休み期間中)にかけて、児童でも視聴できるようにとの配慮で午後3時・4時台に全13話が再放送され、その最終日には「コスモスQ&A-君たちは宇宙に何を見たか」と題した視聴者の質問葉書に答える1時間の特別番組も放映された。(この時期はスペースシャトルの最初のミッション「STS-1」が行われ、宇宙への関心が高まっていた。また、コスモス再放送の終了後、テレビ朝日は同じ時間帯で特撮ドラマ『スペース1999』、続いて『スタートレック』を放送した) 2014年7月中旬より、専門チャンネル「BSスカパー」にて全13回を同一週内3日間(日曜、月曜、土曜)に分けて再放送された。第1回放送の冒頭に、コスモス・スタジオのCEO アン・ドルーヤン(英語版) (カール・セーガンの3番目の妻) による、番組制作当時の世界情勢やそれ以降の科学の進歩等に触れた2分間の番組紹介が追加挿入された。
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