日本での留学生活
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 05:25 UTC 版)
「デーブ・スペクター」の記事における「日本での留学生活」の解説
一年間の予定で上智大学に留学し、中野坂上で四畳半一間の学生アパートで暮らした。アメリカの生活様式と全く異なったため色々とカルチャーショックを受けたとのこと。家電を買い揃えようとするが当時1ドル=360円の時代にも関わらずあっという間に持ち金が底をついた。 日本劇場(現:有楽町マリオン)の前でびっくり箱を売る会社のサクラをやったり、百科事典の訪問販売のバイトなどを経験。トークに自信があったが当時まだ外国人が珍しかった時代で、訪問先の相手がびっくりして玄関のドアを閉められることが多く精神的にキツかったとのこと。また、バイト帰りによく新宿の立ち食いそば屋に寄っていたが金欠なため、大抵はきつねそばを我慢して20円安い70円のかけそばを注文していた。 これらの生活から「苦労ばかりでいいことがない。早くシカゴに帰りたい」と思っていた。しかし後年「今になってみれば色々なことに驚きながらも一つ一つ経験して過ごしたのが良かった。だからこそ僕は本当の意味で日本に馴染むことができたのでしょう」と好意的に受け取れるようになったとのこと。現在(2021年)は「大好きな日本に骨をうずめたいと思っています」と語っている。
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