捜査第七課(ヒガンバナ)
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「ヒガンバナ〜警視庁捜査七課〜」の記事における「捜査第七課(ヒガンバナ)」の解説
女性犯罪や女性犯罪被害者の対応を目的として新設された部署。整った容姿で実力もあるが人格的に問題のあるメンバーが少なくないため本庁の男性刑事からは「見た目は美しいが猛毒を持つ」という皮肉を込め「ヒガンバナ」(彼岸花)と呼ばれる。 来宮 渚(きのみや なぎさ) 演 - 堀北真希(幼少期:鎌田英怜奈) 本作の主人公。階級は巡査部長。 20年前に自身の目の前で父・悟が殺害された事件のショックが原因で人が持つ悪意に過敏に反応する(シンクロする)体質になってしまった。 現場では被害者の感情にシンクロし過ぎると意識を消失し、意識を取り戻す頃には、自分が倒れる直前に口に出した言葉を忘れてしまう。 特に悪の感情に触れると毒舌になるため、外出時にはヘッドフォンからの音楽で外部からの情報を遮断している。 意識を取り戻した後等に「ヤギ汁」という飲み物を飲んでいるがあまりにも刺激臭が強い為、薫子を除く他の「ヒガンバナ」のメンバーからは敬遠されている。 協調性はないが、証拠と根拠に裏打ちされた発言には説得力があり、立場が上の人間を黙らせることも少なくない。 母親は、悟が亡くなるよりも前に他界している。 酒は大変弱く、コップに半分注がれたビールを飲んだだけで眠ってしまった(第8話)。 峰岸 雪乃(みねぎし ゆきの) 演 - 檀れい 階級は警部補(単発ドラマでは巡査部長)。チームのリーダー的存在で、来宮とコンビを組む。 かつては捜査一課の刑事だったが、上司に反抗的な態度を取ったことが原因となり、各部署をたらい回しにされた。 連続ドラマ版では、ストーカー事件の捜査の為に一課から「ヒガンバナ」に出向し、事件解決後そのまま異動した(第1話)。 最終回では警察組織を守ろうと行動した瀬川の頬を張り、一喝するという気の強いところを見せた。 長見 薫子(ながみ かおるこ) 演 - 知英 科学捜査研究所研究員(単発ドラマ)。 → 東京監察医務院監察医(連続ドラマ)。 帰国子女であり、そのためか敬語が上手く話せない。また会話の所々に英語が混じる。 名門バレエ団の付属高校に通う妹・透子がいる。 伊東 凛(いとう りん) 演 - 高梨臨 階級は巡査。ゆとり世代。元鑑識課所属で物証に重きを置いている。足で捜査することはあまりせず、ネット上のコミュニケーションで聞き込みを行うことが多い。 実は、3年前に連続婦女暴行事件の被害に遭い、全治1ヶ月の重傷を負い、精神的なこともあり、半年間休職していた事が明らかになる。 上述の事件の犯人の一人である池内を自ら追い詰め、逮捕した(第8話)。 のちに東野和也警部と結婚する。また、薫子の話によると妊娠している模様。いわゆるできちゃった結婚。(最終回) 柳 幸子(やなぎ さちこ) 演 - YOU 階級は警部補。凄腕プロファイラー。渚が持つ能力に理解を示す。シングルマザーで一人息子の耕太が居る。 瀬川 すみれ(せがわ すみれ) 演 - 大地真央 階級は警視正(単発ドラマでは警視)。課長。捜査七課の創設者。 渚の父・悟の元同僚で、20年前に悟が殺害されたショックで泣きながら町中を走り回っていた渚を保護した。 大森南署では、刑事課長を務めていた。 最終回では20年前の大森南署における不正とその事件をもみ消す為に来宮悟刑事が殺害された事件を利用したことを記者会見で暴露、謝罪し、辞表を提出した。
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