捜査状況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/17 06:19 UTC 版)
「津山小3女児殺害事件」の記事における「捜査状況」の解説
2005年9月までの時点で、岡山県警察は約13500人の捜査員を投入している。 2008年3月19日、津山市立北小学校で卒業式が挙行され、被害者本人にも卒業証書が授与された。 岡山県警と津山警察署はフリーダイヤルを設置し、電話での情報提供を呼びかけている。また、配布されたポスター・チラシは県内はじめ、多くの駅やショッピングセンターなどに貼られている。2007年4月より導入された公的懸賞金(最高1000万円)の対象とはなっていない(ただし岡山県公式サイトの「マルチメディア目安箱」に早期指定を求める投稿が2008年2月分と2010年2月分に掲載されている)。 2018年5月30日、津山警察署は別の殺人未遂事件で服役していたXを殺人などの罪で通常逮捕した。Xは、「刃物で刺したというところ以外は、僕がやったことに間違いありません」と容疑を一部否認。女児とは面識はなく「偶然見かけて、かわいいと思った」と供述。Xが「女の子の痛がる顔を見ると、性的に興奮する」という異常性癖の持ち主であった。しかし、同年8月6日に岡山簡易裁判所(小林正明裁判官)で開かれたXの勾留理由開示の法廷では、「(殺害行為は)ありません」と容疑を否認した。なぜ、警察の取り調べ段階で認めたのかの理由を問われると、「弁護士に死刑になる可能性を知らされて怖くなり、認めれば(情状酌量で)死刑にならないと考え、うその供述をした」と述べた。その後、岡山地方検察庁は、Xの刑事責任能力を慎重に捜査し同年11月に岡山地方裁判所に起訴した。
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