送り吊り出し
(抱え出し から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/26 16:32 UTC 版)
送り吊り出し(おくりつりだし)とは、相撲の決まり手の一つである。相手の後ろにまわり、相手の褌を取って引き付け、相手を吊り上げて土俵の外に出す技。2000年12月に決まり手として制定された、新しい技である。
つり出しと同じで相手の体重が足にかかるため、足腰が強くないといけない。なので、体重が軽い力士は、この技をかけられやすい。
決まり手制定以降、幕内では3度記録されており、2004年9月場所11日目で琴欧州が普天王に、2005年11月場所10日目で朝青龍が安馬(のち日馬富士)に、2021年9月場所5日目で宇良が大栄翔に、それぞれ決めている。なお、十両でも1度記録されており、2007年11月場所6日目で将司が琴春日に決めている。
古くは当決まり手に相当する技は抱え出し(かかえだし)、抱き出し(だきだし)と呼ばれていた。公式決まり手制定以前、「抱き出し」が記録された取組は次の通り。
関連項目
送り吊り出しと同じ種類の言葉
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