応用装置とは? わかりやすく解説

応用装置

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/24 15:14 UTC 版)

レイヤ4スイッチ」の記事における「応用装置」の解説

負荷分散装置ロードバランサ設置形態L3スイッチ同様に2つ上の異なるネットワークセグメントを収容するように設置される最小構成でもユーザ側のセグメントとサーバグループ側のセグメントの2セグメントとなる。Webサーバ始めファイアウォールや、DNSTLSアクセラレーション英語版)などの負荷分散する構成組まれることが多い。すなわち、複数のサーバグループと、それぞれのグループ対応したIPアドレス/プロトコルテーブル管理するまた、サーバに対してヘルスチェックと呼ばれる生死監視セッション監視サービス監視などを行うことにより、サーバリソースを最大限円滑利用することを可能にする。ヘルスチェックの方式により、サーバ側に専用ソフトウェアインストールする必要がある場合もある。 帯域制御装置 (QoS) 設置形態L2スイッチ同様に設置される。したがって、イーサネットフレームヘッダのMACアドレス部の扱い通常のL2スイッチと同じである。通過するフレーム内の発信元/送信先IPアドレスTCPポート番号元にフィルタし、主にAckパケット内のTCPヘッダシーケンス番号書き換えることにより、受信Windowサイズ(RWIN)を変更することで送信ホスト側の送信ペース制御する。これにより回線メディア仮想的パーティショニングし、アプリケーションごとに帯域割り当てることを可能とする。負荷分散装置のサーバリソースの有効利用対し回線メディアの有効利用目的とする。 セッション最適化装置オプティマイザTCPセッションデフォルトタイムアウトは6秒である。したがってメディア障害以外の処理負荷問題タイムアウト生じた場合クライアントは最低6秒を待たなければならないまた、そのような状態では再送頻発することから、通信効率急速に低下しユーザイライラ募ることになる。混雑時のタイムアウトで6秒待つよりも、全ユーザに1秒待ってもらえば全体円滑な運用につながる。動作原理帯域制御装置と殆ど同じだが、複雑な設定に悩むこともなく中継L2スイッチを置く感覚設置できるWANアクセラレータ オプティマイザ進化系擬似ACKRWIN最適化コンテンツ圧縮などにより、回線帯域の有効利用ユーザ画面推移高速化狙ったもの。2007年以降からの海外ホスティング増大機に需要増えていると言われている。国内データセンタでは電気料金保守人件費が高い理由から、海外ホスティングする企業増えているが、距離が遠くなるTCPACK遅延大きくなるため、通常よりも回線帯域使用率が落ちてしまう。

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応用装置

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/20 15:49 UTC 版)

ライデン瓶」の記事における「応用装置」の解説

平賀源内復元したことで知られるエレキテルに、摩擦生じた静電気貯める機構として鉄くず中に満たしたライデン瓶用いられている。 数メートルもある摩擦起電機25本ものライデン瓶使ったマールムの起電機という巨大な装置にも使われた。

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