徴兵制を施行している国家と地域
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 01:12 UTC 版)
「徴兵制度」の記事における「徴兵制を施行している国家と地域」の解説
2015年時点で、国際連合加盟193か国のうち、軍隊を保有する169か国中、徴兵制を採用している国家は、CIA World Factbookによると下記の64か国であり、国連から国家として承認されていない地域で、徴兵制を採用する地域は下記の1地域。 アルメニア、 オーストリア、 アゼルバイジャン、 ベラルーシ、 スイス、 キプロス、 デンマーク、 フィンランド、 ジョージア、 ギリシャ、 モルドバ、 ノルウェー、 ロシア、 スウェーデン 韓国、 北朝鮮、 中華民国(台湾)、 モンゴル イスラエル、 トルコ、 イエメン、 イラン、 クウェート、 シリア、 カタール、 カンボジア、 ベトナム、 タイ、 マレーシア、 ラオス、 シンガポール タジキスタン、 ウズベキスタン、 トルクメニスタン、 カザフスタン アンゴラ、 エジプト、 アルジェリア、 ベナン、 中央アフリカ、 カーボベルデ、 コートジボワール、 ギニアビサウ、 ギニア、 マリ、 エスワティニ、 セネガル、 スーダン、 南スーダン、 ソマリア、 チャド、 トーゴ、 チュニジア、 モザンビーク、 ニジェール、 赤道ギニア キューバ、 ブラジル、 コロンビア、 ベネズエラ、 ボリビア、 パラグアイ、 エクアドル、 エルサルバドル、 グアテマラ、 メキシコ、 モロッコ 上記の内、 男女とも徴兵の対象である国家 イスラエル、 マレーシア、 エリトリア、 北朝鮮(2015年より)、 ノルウェー(2015年から実施)、 スウェーデンただし、マレーシアの徴兵制は軍への兵士としての入隊ではなく、「国防省の管理下で6箇月間の共同生活」であるため、通常の徴兵制とは異なる。 良心的兵役拒否が非合法であり、代替役務が制度化されていない国家 北朝鮮、 トルコ 志願兵を主とし少数の徴集兵が組み合わされた志願・徴兵並立制の国家 中国 毎年採用される中国人民解放軍新兵の枠は、志願兵も徴集兵も計画的に決められている。入隊志願者・被奨励者の中から選抜されて現役志願兵に採用される。これに漏れた者は、徴兵制度に委ねられる。徴兵された者が現役兵となるか予備役兵となるかは、年齢・能力・適性によって判断される。民兵組織への一定期間の参加も兵役と見なされる。 徴兵による入隊を終了した国家と地域 中華民国(台湾)ただし、中華民国の徴兵による入隊はなくなったが、1994年以降に生まれた者は、4カ月の軍事訓練を受ける義務は残っている。 法律上は形式的に兵役義務が規定されているものの、実質的には徴兵制度が存在しない国家 ミャンマー
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