広告・イメージキャラクターへの起用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/24 09:21 UTC 版)
「ハクション大魔王」の記事における「広告・イメージキャラクターへの起用」の解説
1989年、神戸製鋼所がリクルート用のテレビCMで、『巨人の星』の伴宙太や『ムーミン』のスナフキンとともに往年の人気キャラクターという形で、アクビを起用した。どのキャラクターも神戸製鋼での仕事について彼らなりの観点で語るものだったが、アクビの場合は研究について「うふふふふ、オトたまの魔法より役に立ちますよ」と仕事のやりがいをアピールするというものだった。新日本製鐵なども同時期に求人用のテレビCMを打ち出しており、一般への認知が低い製鉄業界がテレビCMを流したことで話題になる。なお神戸製鋼は、翌年同じ『巨人の星』の花形満や『サイボーグ009』のギルモア博士を登場させた同系統のCMを作っている(BGMなど、新シリーズとしての差し替え版として)。 1999年11月にダイハツ・ネイキッドのCMとして起用されていた。 2004年4月にたちばな出版の「ハクション大魔王・クシャミキャンペーン」で、「袋入りコショー」「ビン入りコショー」のキャラクターに起用された。 田辺製薬の風邪薬「新ノバポンGO」(ジーオー)のCMにも登場した。後にこのCMのナレーションは魔王役の大平が独自で演じた。大平は当時、田辺製薬のCM契約タレントだった。 三菱電機の空気清浄機のイメージキャラクターに大魔王が起用されている。「ハクション大魔王2020」では、データ放送の視聴者プレゼントで三菱電機の空気清浄機が賞品となっている。 アクビとともにサノフィ株式会社のアレルギー性疾患治療剤「アレグラ」の2000年発売時よりイメージキャラクターとなっている。同剤の効能はアレルギー性鼻炎、蕁麻疹など(「クシャミ」と「カイカイ」に効く)であり同種同効品に比し眠気の副作用が少ない(「アクビ」が出ない)。 同社においては、花粉・ダニ・ハウスダストなどのアレルゲンによるアレルギー性鼻炎を広報するために、その患者が受診可能な耳鼻咽喉科や呼吸器科、及びそれらに付随する事が多い調剤薬局での同社取り扱いの掲示ポスターや配布物(シールなど)にも、アクビやカンちゃんなどの登場キャラクターと共にイメージキャラクターとして起用している。 同社からは、アレルギー性疾患啓発のために8話の新作短編アニメが製作・公開されている。 日本振興銀行のイメージキャラクターに起用された。 コロワイド東日本が2009年から関東で展開していたハンバーグレストラン「ハンバーグ大魔王」のイメージキャラクターに起用された。 西日本旅客鉄道(JR西日本)では、2012年度より「タツノコオールスターズ」を起用した「さわやかマナーキャンペーン」を実施している。同年4〜5月度のキャンペーンとして、大魔王が「うるさいでごじゃるよ!」と、車内で騒ぐアクビとカンちゃんをたしなめる内容の、マナー啓発ポスターとアニメーションCMを、同社の各駅構内で掲示・公開している。 2015年に東北楽天ゴールデンイーグルスに入団したゼラス・ウィーラーは顔が大魔王に似ていることから、楽天球団も度々コラボレーション企画を行っており、2017年に初めてグッズが発売された。2020年シーズン開幕直後に読売ジャイアンツへトレード移籍したが、入団会見の席には大魔王・アクビ・プゥータ・それからおじさんのぬいぐるみが置かれていた。また、巨人へ移籍後の登場曲は1969年版のオープニングテーマを使用している。 ハクション大魔王2020の作中に登場するオリジナルピザのレシピをピザーラとタイアップして『アクビちゃんオリジナルピザレシピコンテスト』で募集し、最優秀賞の受賞者名をアニメのエンドクレジットで掲載し、副賞としてピザーラのピザ1年分(2,500円OFFクーポン×12枚)を進呈するイベントを実施した。 2020年、函館商工会議所はGoToトラベルキャンペーンを利用する旅行者を函館に誘致する目的でハクション大魔王とアクビちゃん、プゥータくんの大魔王一家の着ぐるみが函館の名所を訪ねる観光プロモーション動画を制作した。
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