帰郷山下洋輔との出会いとは? わかりやすく解説

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帰郷・山下洋輔との出会い

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 09:51 UTC 版)

タモリ」の記事における「帰郷・山下洋輔との出会い」の解説

大学抹籍処分になった後もモダン・ジャズ研究会マネージャー役を続行しバンド司会などでかなりの収入得ていた。しかし、間もなく叔父福岡引き戻され朝日生命3年近く保険外交員として勤務し2歳年上同僚女性と結婚した。その後旅行会社転職し系列大分県日田市ボウリング場支配人転属となった1972年渡辺貞夫福岡でのコンサートスタッフに大学時代ジャズ仲間がいたことから、コンサート終了後友人泊まっていたホテル終電がなくなる時間間近まで飲みながら話し込んでいた。いざ帰ろう部屋から出た際、やけに騒がし一室があり、半開きになっていたドアから中を覗くと、室内ではコンサート同行していた山下洋輔トリオ山下洋輔中村誠一森山威男)が歌舞伎踊り狂言虚無僧ごっこなどで乱痴気騒ぎをしていた。そこに通りがかりタモリ乱入し中村誠一被っていたゴミ箱取り上げると、それを鼓にして歌舞伎の舞を踊り始めた山下トリオ面々は「誰だこいつ?」と動揺するが、中村機転利かせてその非礼デタラメ朝鮮語でなじると、タモリそれより上手なデタラメ朝鮮語切り返し中村とのインチキ外国語応酬発展表情付けてデタラメアフリカ語を話し始めた際には、山下呼吸困難になるほど笑ったという。始発が出る時間まで共に騒ぎ、「モリタです」とだけ名乗って帰宅した。 「この男はジャズファンに違いない」と確信した山下は、福岡市内のジャズバーに「モリタという名前の男を知らないか」と片っ端から問い合わせた結果、「喫茶店変人マスターでは?」という情報入り再会を果たすことになる。この時期タモリ転職して喫茶店のマスターとなっており、ウィンナ・コーヒー注文すると、ウィンナーソーセージ入ったコーヒーを出すなど、地元では奇妙なマスターとして有名であった再会後は、山下トリオ九州赴く際の遊び仲間となり、山下エッセイ等でしばしば取り上げられるようになった1975年の春、山下が行きつけの新宿ゴールデン街バージャック豆の木」で、「山下そんなに面白と言うのなら一度見てみたい」と、タモリ上京させる機運高まりバー常連奥成達高信太郎長谷邦夫山下洋輔森山威男坂田明三上寛長谷川法世南伸坊ら)により「伝説九州の男・森田を呼ぶ会」が結成され、会のカンパによって、1975年6月上京を果たす。 上京時に開かれた独演会では、「4か国語麻雀」や「中国作られターザン映画出演した大河内伝次郎演じ宇宙飛行士が、宇宙船の中で空気洩れ苦しんでいる様子」など、リクエスト含めた即興芸を披露した

※この「帰郷・山下洋輔との出会い」の解説は、「タモリ」の解説の一部です。
「帰郷・山下洋輔との出会い」を含む「タモリ」の記事については、「タモリ」の概要を参照ください。

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