ひだり‐うま【左馬】
左馬
- 図の如く三味線の胴に馬の字を左書きにして縁起を担ぐ習慣あり。左癖の馬は出がよい即ち御座敷へ出のよいやう縁起を祝て左馬をかく。伯楽界では馬の絵は皆左向にかく。右向は縁起悪し、左馬は売口よしとの迷信あり之が花柳界に入る。馬はヒキコムといふ縁起より三味線の多くヒキコムにかはる。かうした迷信の花柳界に入りし時代は不明、百年位のものか(西島○丸氏の垂示に拠る)。
- 三味線などによく馬という字を左り書きにして縁起をかつぐ妓がいる。馬の絵も左向きのものが喜ばれるように、大体左ぐせの馬は出足がいいとされているので、こうした縁起の習慣がついたものとされている。〔花柳界〕
分類 花柳界
飾り駒
(左馬 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/06/22 02:32 UTC 版)
- 将棋駒を象った置物のこと。ここで解説する。
- 詰将棋やエンドゲーム・スタディで詰み手順には何ら影響を及ぼさないものの装飾的に盤上に配置されている駒(詰将棋あるいはエンドゲーム・スタディを参照)。
飾り駒(かざりごま)は、将棋駒を象った置物。置き駒ともいう。だるまや招き猫の置物と同様に縁起物として室内の装飾などに用いられる。駒の種類は「王将」や「左馬」(ひだりうま、「馬」の文字を左右反転させて書いたもの)が一般的であるが他の種類のものもある。飾り駒で用いられることの多い「左馬」の文字の由来については諸説がある。
関連項目
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左馬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/04 03:19 UTC 版)
天童市で縁起物として作られる、馬の字が左右反転した(馬の字の、馬の頭が左を向いている)置物の駒。「ウマ」を逆さに読むと「マウ」であり、「舞う」がお祝い事に通じるため縁起物とされている。
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