岬の関係者
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「キャプテン翼の登場人物」の記事における「岬の関係者」の解説
岬 一郎(みさき いちろう) 声 - 水鳥鐵夫 / 石塚運昇 / 西村仁 / ふくまつ進紗 岬太郎の父親。放浪の画家。太郎が生まれてすぐ離婚し親権を得て、日本全国を転々としながら絵を描き続け、太郎には各地のサッカーを学ばせ続けた。太郎を自分の都合で転校させ続けていることに負い目を感じており、一時期は親権を母親に戻そうかと悩んでいた時期もあった。なお、息子のためにふらのや明和、南葛、西峰小とできるだけサッカーが盛んな所を選んでいた。その後知人の紹介で太郎と共に渡仏、3年後、国際ジュニアユース大会で戦った太郎の姿に勇気づけられて富士山を描く決心がつき、帰国。【ワールドユース編】では自分を見失いかけていた太郎に対して、初心に帰らせようと世界旅行を勧めた。常に太郎の心の支えとなっている人物である。 山村 一郎作品の大ファンの画商でスポンサー。個展の場所を提供したり、渡仏費用も融資した。 山岡 由美子(やまおか ゆみこ) 岬太郎の母親。太郎が生まれてすぐに離婚した(理由は明らかになっていない)。一郎にフランスへの誘いが来るとほぼ同時に太郎を引き取りたいと申し出るが、太郎本人が「僕は岬太郎で山岡太郎じゃない」と、断ったため会うことはできず。【ワールドユース編】にて、娘・美子の説得と太郎自身の決心がありついに再会するが、太郎は交通事故に逢う。「フィールドに戻れるまでの間、もう一度面倒を見たい」と言い、太郎もそれを望んだため短期間ながら一緒に生活することができた。 山岡 美子(やまおか よしこ) 山岡由美子と新しい夫の間に生まれた、岬太郎の異父妹。岬が高校生の時に初対面、母に会ってほしいと嘆願した。そしてワールドユース本戦直前についに再会が実現するが、帰り道、車が来ていた道で転倒してしまい、岬は彼女をかばって左足を負傷してしまう。 山岡由美子の現夫 岬一郎と離婚したのちの再婚相手。【ジュニアユース編】では後姿と一言程度のセリフのみ描写された。【ワールドユース編】では岬太郎と初対面、その後交通事故に逢った太郎の健気さに感動していた。 早川 あづみ(はやかわ あづみ) 声 - 井上麻里奈(アプリ版) / - / - / - 岬がパリの日本人学校で知り合った同学年の女性。岬曰く「フランスのあねご」。ワールドユース編では、怪我をした岬のために、芝崎を紹介した。 芝崎 宏行(しばざき ひろゆき) 富士スポーツ医学研究所所長。交通事故に遭った岬のリハビリを担当した。彼自身は、岬が試合に出場するなど到底無理だと思っていたようだが、岬は驚異の回復力を見せ、決勝の舞台に姿を現した。岬がケガを押しながらもワールドユース決勝のピッチに立ったのは「リハビリを続ければピッチに立てる」という彼の嘘があったからである(嘘だと知ったとき出場を認めてもらえなかった岬は激怒し、椅子を蹴り上げて天井を破壊する始末だった)。ワールドユース終了後も、岬の長期にわたるリハビリを担当し、さらには新たにシュート技も習得させた。 学生の頃は相当なサッカーの実力者だったようで、全日本ユースのメンバーの実力を一目で見抜き、ワールドユースの決勝まで勝ち進むことはできないと判断し、それが岬に「決勝の後半30分だけならフィールドに立てる」という嘘を付くきっかけになった。だが岬に「みんなの力をみくびるな」と怒られる。
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