岩田 達明

プロフィール
棋戦主要履歴
- 昭和31年(1956年)
- 第2期王冠戦優勝
- 昭和33年(1958年)
-
第2期最強戦リーグ入り
第4期王冠戦優勝 - 昭和34年(1959年)
- 第5期王冠戦優勝
- 昭和36年(1961年)
- 第1期名人戦リーグ入り
- 昭和38年(1963年)
- 大手合第1部優勝
- 昭和42年(1967年)
- 第11期王冠戦で島村俊廣王冠を破りタイトル奪取。
- 昭和44年(1969年)
- 第12期王冠戦で島村俊宏九段を破りタイトル防衛。
- 昭和45年(1970年)
- 第13期王冠戦で土田正光六段を破り防衛。王冠位3連覇
- 昭和47年(1972年)
- 第9期プロ十傑戦準優勝
- 昭和51年(1976年)
-
第1期中部最高位戦優勝
第17期王冠戦で島村俊宏王冠を破りタイトル奪取 - 昭和53年(1978年)
- 中部最高位戦3連覇
- 昭和54年(1979年)
- 第20期王冠戦で羽根泰正王冠を破りタイトル奪取
- 昭和55年(1980年)
- 第20期王冠戦で馬場滋七段を破り防衛。王冠位2連覇
受賞歴
岩田達明
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/25 17:11 UTC 版)
岩田 達明(いわた たつあき、1926年(大正15年)1月2日 - 2022年6月30日)は、日本の囲碁棋士。名古屋市出身、木谷實九段門下、日本棋院中部総本部に所属、九段。旧名正男。王冠戦優勝9期、プロ十傑戦準優勝など。堅実でバランス重視の棋風。日本棋院理事、棋士会長を務めた。2011年12月31日に現役引退。2022年6月30日、誤嚥性肺炎で死去。96歳没[1]。
経歴
1941年に木谷實に入門、日本棋院院生となる。1943年入段。1948年に日本棋院中部総本部に参加。1951年五段。1954年六段、本因坊戦リーグ入り。1956年に中部総本部の棋戦王冠戦に優勝。1958年第2期最強戦リーグ入りし、4勝6敗の4位。続く第3期では4勝4敗2ジゴの3位となり、リーグ残留により1961年第1期名人戦リーグに参加する(4勝8敗の11位で陥落)。1960年には最高位戦リーグにも参加。1964年九段。1965年には日中囲碁交流において中国流布石を用いた陳祖徳に敗れる。1972年プロ十傑戦で決勝に進み、石田芳夫に1-3で敗れて準優勝。1976年第1期中部最高位戦優勝、以後3連覇。2002年には天元戦ベスト8に進む。2007年には81歳で本因坊戦リーグ入りを賭けた最終予選に進出、井山裕太に敗れるも、大正生まれと平成生まれの対決として話題を集めた。
1980年土川賞受賞。1995年大倉喜七郎賞受賞。2011年12月31日付けで現役引退。通算成績881勝617敗9ジゴ。
タイトル歴
その他の棋歴
脚注
- ^ 囲碁棋士九段の岩田達明氏死去、96歳…本因坊戦リーグなどで活躍 読売新聞オンライン
参考文献
- 坂田栄男『囲碁百年 3』平凡社 1968年
- 『碁ワールド』『囲碁年鑑』
- 日本棋院プロフィール
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