履歴・キャリアとは? わかりやすく解説

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履歴・キャリア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 15:04 UTC 版)

スコティ・ムーア」の記事における「履歴・キャリア」の解説

スコティテネシー州ジャクソン近郊生まれた父親兄弟たちカントリー・アンド・ウェスタンバンド組んでいたので、スコティ自然に音楽親しんでいった。8歳の頃、初めギター買ってもらい、練習繰り返した1948年スコティ海軍へ徴兵され入隊その頃ワシントンラジオ局の流すバンド参加した除隊後兄弟経営していたクリーニング屋手伝いながら「スターライト・ラングラーズ」という名のバンド結成。そのバンドにはビル・ブラックベース)も参加していた。1954年6月代理歌手として呼んだエルヴィス対面し7月に「That's All Right, Mama」を作成、ローカル・ヒットした。その後エルヴィスと共にロックンロール・ミュージック先駆けとなったレコード以外にもエルヴィス主演映画ギタリストとして作品参加している。しかし、初主演作の「やさしく愛して」のサウンドトラックではギターから外されてしまった。この経緯はバンド・オーディションを受けた時、スコティたちはこの映画内容知らずカントリー使われることを知らず通常のロカビリー曲を弾いたスコティはもともとカントリー・ミュージシャンなので軽いものだったはずが、これが仇となって外されてしまった。スコティはもちろん、エルヴィスも傷ついたようだ。その背後には色々なショウビズ取引もあったとされている。 エルヴィスサン・レコードとの契約が切れ、スコティエルヴィスと共にRCA移行したが、サン・レコードでの独特なサウンドでのエルヴィス基盤失われていったスコティはこのことに対して、「サムサン創業者)はどんなことにでも挑戦するタイプ人間だったが、RCAスタッフは違う。組織人間であったし、クリアサウンド好んでいた」と語っている。 スコティエルヴィス最後に会ったのは1968年の「カムバック・スペシャル」であったスコティはその番組一部、「シットダウン・ショウ」に参加した。気の合う仲間同士でのギグ本当に楽しかったようだ。エルヴィスこの後一緒にツアーをしたいと語ったが、実現はしなかった。この番組後、エルヴィススコティ一切連絡取り合わなくなってしまったようだ。特に避けていたわけでもトラブルがあったわけでもなかったのだが。 エルヴィス69年ラスベガスコンサート行なった時、スコティやD.J.フォンタナエルヴィスから出演依頼受けていた。しかし、当時スコティスタジオでレコーディング行なっていた。1日何度もセッションをこなす多忙なスケジュールであったラスベガス公演2週間予定で、しかもエルヴィスその後公演継続するかは未定であったスタジオ仕事辞めて参加しても、その後公演なければ金銭面でのダメージ大きいと冷静に判断し行きたい気持ち逆らって断念したチェット・アトキンススコティのもとを訪れたとき、デスク置いてあった立派な置物感心し譲ってもらうことになった。そのお礼としてチェットギブソンから発売されていた自身モデルギター、カントリー・ジェントルマンを置いて帰ったスコティそれ以来、このカントリー・ジェントルマンをメイン・ギターとして愛用した。ロック界では、ジョージ・ハリスンキース・リチャードジェフ・ベックらがムーア影響受けている。 2000年ロックの殿堂入り(サイドマン部門)を果たした2016年6月28日テネシー州ナッシュビル自宅逝去84歳没。

※この「履歴・キャリア」の解説は、「スコティ・ムーア」の解説の一部です。
「履歴・キャリア」を含む「スコティ・ムーア」の記事については、「スコティ・ムーア」の概要を参照ください。

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