履歴事項証明書
商業登記における登記事項証明書の1つ。登記簿謄本と呼ぶことが多い。法務局で入手できる。
履歴事項証明書には、会社を設立した年月日や、取締役や監査役などの役員の就任した年月日をはじめ、現在効力を有する事項や、交付を請求した年から3年前までさかのぼって登記された事項で、現在は効力のないものなども記載される。ちなみに、現在効力のないものなどが記載されていない証明書を現在事項証明書という。
履歴事項証明書は、コンピュータで管理している登記簿を紙に印刷した書類で、登記簿謄本は紙媒体の登記簿をコピーした書類である。なお、履歴事項証明書は、履歴事項全部証明書として発行される。
履歴事項証明書
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/02 15:16 UTC 版)
現在事項証明書で証明される事項、履歴事項証明書の交付請求があった日(請求日)の3年前の属する1月1日(基準日)から請求日までの間に抹消をする記号を記録された登記事項及び基準日から請求日までの間に登記された事項で現に効力を有しないものを証明したもの(同規則30条1項2号)。
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