寒水の掛踊とは? わかりやすく解説

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寒水の掛踊

名称: 寒水の掛踊
ふりがな かんすいのかけおどり
種別1: 民俗芸能
保護団体名: 寒水掛踊保存会
選択年月日 1974.12.04(昭和49.12.04)
都道府県(列記): 岐阜県
市区町村(列記): 郡上郡明方村寒水
代表都道府県 岐阜県
備考 所在地同一都道府県内のもの(このデータ種別1から移行しています)
解説文:  この芸能は、岐阜県郡上郡明方村寒水伝承されているもので、毎年九月八日九日土地旧家【なかげた】家で打ち出しの踊があって、後、白山神社行列し社前で踊られる。(なお、群行して踊り込むことをカケルという)
 太鼓踊一種で、拍子方と呼ばれる四人青年が背にシナイという大きな花(全長三m、重さキロ)を背に負い、胸につけた太鼓一人は鉦)を打ちながら輪の中で激しく踊り回る。その他出花持ち鬼面悪魔払い薙刀振りささら摺り田打ち大黒舞、奴、花笠、おかめ踊、それに笛、地歌方、幟持ち台傘持ちなど総勢一三余人による華やかな踊である。
 笛と拍子調べには、「しゃげり」「妙見拍子」「おかざき」「こしずめ」「十六拍子」「七つ拍子」「三つ拍子」の七種があり、いずれの行列場合にもこれを続け奏す。歌は、音頭取り出した歌を地歌受けてうたい、返す形でうたわれる

寒水の掛踊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/23 09:23 UTC 版)

寒水の掛踊(かのみずのかけおどり)は岐阜県郡上市明宝寒水の寒水白山神社の祭礼で奉納される太鼓踊りである。国指定重要無形文化財に指定されている。掛踊は、掛踊(カケおどり)とも書き、嘉喜踊り(カキおどり)、賀喜踊り(カキおどり)等とも呼ばれる。[1]


  1. ^ a b 「カキ踊り」(太田成和(編集)・武藤互郎(発行) 『郡上八幡町史 下巻』、1961年)888頁- 893頁


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