滝宮の念仏踊
名称: | 滝宮の念仏踊 |
ふりがな: | たきみやのねんぶつおどり |
種別1: | 民俗芸能 |
保護団体名: | 滝宮念仏踊保存会 |
指定年月日: | 1977.05.17(昭和52.05.17) |
都道府県(列記): | 香川県 |
市区町村(列記): | 綾歌郡綾南町 |
代表都道府県: | 香川県 |
備考: | |
解説文: | この芸能は、念仏踊の一種であり、滝宮神社、滝宮天満宮の社前で踊られるのを恒例とするが、旱魃の年には、雨乞いを祈願して臨時に踊られることもある。 伝承では、菅原道真が当地の国司であった時、雨乞いの願が成就して大雨が降り、喜んだ住民の歓喜踊躍したのがこの踊のはじまりともいい、また道真の亡魂を慰めるため念仏を唱えるようになったともいう。 芸態は、世話役、下知役、子踊、外鉦、笛、太鼓、鼓、法螺貝、願成就役などの各役が列を正して道中芸を示し、神社に練り込んだ後、下知【げち】役の合図で大団扇【うちわ】を振りかざし、願成就役の発声で「ナッバイドォヤ」と唱えながら囃子に合わせて踊る。 |
滝宮の念仏踊
名称: | 滝宮の念仏踊 |
ふりがな: | たきみやのねんぶつおどり |
種別1: | 民俗芸能 |
保護団体名: | 滝宮念仏踊保存会 |
選択年月日: | 1971.11.11(昭和46.11.11) |
都道府県(列記): | 香川県 |
市区町村(列記): | 綾歌郡綾南町滝宮 |
代表都道府県: | 香川県 |
備考: | 所在地が同一都道府県内のもの(このデータは種別1から移行しています) |
解説文: | この芸能は、念仏踊の一種であり、滝宮神社、滝宮天満宮の社前で踊られるのを恒例とするが、旱魃の年には、雨乞いを祈願して臨時に踊られることもある。 伝承では、菅原道真が当地の国司であった時、雨乞いの願が成就して大雨が降り、喜んだ住民の歓喜踊躍したのがこの踊のはじまりともいい、また道真の亡魂を慰めるため念仏を唱えるようになったともいう。 芸態は、世話役、下知役、子踊、外鉦、笛、太鼓、鼓、法螺貝、願成就役などの各役が列を正して道中芸を示し、神社に練り込んだ後、下知【げち】役の合図で大団扇【うちわ】を振りかざし、願成就役の発声で「ナッバイドォヤ」と唱えながら囃子に合わせて踊る。 |
滝宮の念仏踊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/13 01:07 UTC 版)
滝宮の念仏踊(たきのみやのねんぶつおどり)は、香川県綾歌郡綾川町(旧・綾南町)滝宮に伝わる雨乞いの踊り。1977年(昭和52年)に重要無形民俗文化財に指定され、2022年(令和4年)に風流踊の一つとしてユネスコ無形文化遺産登録された。
概要
菅原道真が讃岐の国司であった仁和4年(888年)に大旱魃があり、これを憂いた道真が、城山(きやま)で身を清め七日七晩祈願したところ雨に恵まれ、喜んだ農民たちが滝宮神社(当時は牛頭天王社)の前で道真に感謝し踊り狂ったのが起源とされている。その後に法然上人が振り付けをして、念仏を唱えながら踊るようになったので、念仏踊りといわれるようになったと伝えられている。
現在でも8月25日に滝宮神社と滝宮天満宮で行なわれ、全国に残る「念仏踊り」のルーツとされている。鉦と太鼓の鳴り響く中、陣羽織に羽織袴の踊り手が念仏「ナムアミドーヤ」と唱えながら大うちわを振って飛び跳ねるように踊る。
アクセス
- 高松琴平電気鉄道琴平線滝宮駅から徒歩約7分。
関連項目
外部リンク
- 滝宮の念仏踊(綾川町) 香川県の祭り・行事・民俗芸能
- 滝宮の念仏踊 - 国指定文化財等データベース(文化庁)
座標: 北緯34度14分57.82秒 東経133度55分8.63秒 / 北緯34.2493944度 東経133.9190639度
滝宮の念仏踊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/18 14:42 UTC 版)
菅原道真が雨乞いのため祈願をし、それが功を奏したことで滝宮神社で農民たちが菅原道真に感謝し奉納し始めたことが起源とされる神事に滝宮の念仏踊がある。1977年(昭和52年)に重要無形民俗文化財に指定された。
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