小河内の鹿島踊とは? わかりやすく解説

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小河内の鹿島踊

名称: 小河内の鹿島踊
ふりがな おごうちのかしまおどり
種別1: 民俗芸能
保護団体名: 小河内郷土芸能保存団体協議会
指定年月日 1980.01.28(昭和55.01.28)
都道府県(列記): 東京都
市区町村(列記): 西多摩郡奥多摩町
代表都道府県 東京都
備考
解説文:  鹿島踊の名は、この芸能最初に舞われる三番叟」の歌詞鹿島大明神は―から出たともいわれ、「三番叟」は必ず番組最初に舞われ最後は「三拍子」で収めるのが定式となっている。演目には、「毬踊」「月は八幡」「こきりこ」「浜ヶ崎」「さんころりん」「小倉」「かくこう」「桜川」「念仏」を加えて十一曲が伝承されている。
 踊は、すべて女装姿の青年によって踊られ、囃子は、笛、太鼓(もとは鼓と三味線があったともいう)が下【した】方をつとめる。
 近世初頭風流小歌踊りの系脈を伝えているものであり、その踊り振りには初期歌舞伎踊遺風認められるなど、芸能史的に貴重な芸能であるということができる。
 もとは、西多摩郡小河内村伝えられていたが、この地がダム水没したため、移転した人々によって保存会作られ伝承されてきている。

小河内の鹿島踊

名称: 小河内の鹿島踊
ふりがな おごうちのかしまおどり
種別1: 民俗芸能
保護団体名: 鹿島踊愛好会
選択年月日 1970.06.08(昭和45.06.08)
都道府県(列記): 東京都
市区町村(列記): 西多摩郡奥多摩町川内
代表都道府県 東京都
備考 所在地同一都道府県内のもの(このデータ種別1から移行しています)
解説文:  鹿島踊の名は、この芸能最初に舞われる三番叟」の歌詞鹿島大明神は―から出たともいわれ、「三番叟」は必ず番組最初に舞われ最後は「三拍子」で収めるのが定式となっている。演目には、「毬踊」「月は八幡」「こきりこ」「浜ヶ崎」「さんころりん」「小倉」「かくこう」「桜川」「念仏」を加えて十一曲が伝承されている。
 踊は、すべて女装姿の青年によって踊られ、囃子は、笛、太鼓(もとは鼓と三味線があったともいう)が下【した】方をつとめる。
 近世初頭風流小歌踊りの系脈を伝えているものであり、その踊り振りには初期歌舞伎踊遺風認められるなど、芸能史的に貴重な芸能であるということができる。
 もとは、西多摩郡小河内村伝えられていたが、この地がダム水没したため、移転した人々によって保存会作られ伝承されてきている。

小河内の鹿島踊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/14 02:06 UTC 版)

小河内の鹿島踊(おごうちのかしまおどり)は、東京都西多摩郡奥多摩町小河内ダム南岸の日指・岫沢・南の3集落の氏神である加茂神社の祭礼(旧暦の6月15日)に行われていた民俗芸能の鹿島踊、ダム建設で小河内地区が湖底に沈み全戸転出した以後は、毎年9月15日に小河内神社で行われている。


  1. ^ 「民族芸能 初めて国庫補助」『朝日新聞』昭和45年(1970年)5月23日、12版、23版


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