岩国南条踊とは? わかりやすく解説

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岩国南条踊

名称: 岩国南条踊
ふりがな いわくになんじょうおどり
種別1: 民俗芸能
保護団体名: 岩国南条踊保存会
選択年月日 1974.12.04(昭和49.12.04)
都道府県(列記): 山口県
市区町村(列記): 岩国市
代表都道府県 山口県
備考 所在地同一都道府県内のもの(このデータ種別1から移行しています)
解説文:  これは山口県岩国市伝承されているもので、十月第二日曜日岩国祭ほかに行われている。
 天正五年から十年までの中国の役の時、吉川との攻防戦南条(伯耄羽衣石城主)側が投降しそのおり吉川武士たちが南条方の人たちから教わったので南条踊と称する伝えられている。吉川氏移封とともに岩国伝えられ専ら藩士の子弟の間で踊られた。南条踊と称する踊は広島県山県郡大朝町山口県長門市湯本にも伝承されている。
 吉川家紋所染め抜いた幔幕の中から入端起し太鼓手拍子ビンザサラ囃子につれて踊り子一人一人出て輪を作り太鼓打ち、歌が始まって回りに踊られる(踊り子は、紋付き袴で、腰に締太鼓着ける者十人、手につくりもの唐団扇を持つ者十人ビンザサラの者二人手拍子一人)。「入端【いりは】」「座免喜【ざめき】」「由利【ゆり】踊」「踏」「引揚」の六部構成され質朴ながら勇壮活発な踊である。



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