岩偶とは? わかりやすく解説

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岩偶

読み方:ガングウ(ganguu)

軟質石材用いて土偶の形を模して作ったもの。


岩偶

主名称: 岩偶
指定番号 339
枝番 01
指定年月日 1974.06.08(昭和49.06.08)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 考古資料
ト書 秋田県鹿角郡小坂町小坂鉱山字尾出土
員数 1箇
時代区分 縄文
年代
検索年代
解説文: <岩偶> やわらかい凝灰岩【ぎようかいがん】質の泥岩つくった人形である。簡単な頭部と肩があり、その下に腕を表現したかと思わせるような造形がある。顔はないが、手を胸に当てがったような恰好の方がふくらみをもち、前面であろうか。各処に製作時の擦痕がある。
岩版> 岩偶と同じ石材である。梯形に形を仕上げ上の方に二つの孔をあけている。扁平な両面には、一方鋸歯状に、他面はX状に小さな列点文がつけられている。
 岩偶、岩版は共に縄文時代信仰に関係のある遺物で、前者呪術【じゆじゆつ】のようなことに、後者護符【ごふ】として用いられたものであろう縄文時代前期という古い時期のもので学術的価値が高い。

岩偶

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/26 14:42 UTC 版)

岩偶(がんぐう)とは、縄文時代後期に作られた石製の人形である[1]


  1. ^ a b c d e 日本大百科全書ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典. “岩偶” (日本語). コトバンク. 2021年10月26日閲覧。


「岩偶」の続きの解説一覧

岩偶

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/26 14:45 UTC 版)

石器」の記事における「岩偶」の解説

石偶ともいう。石製人形で、土偶同じよう信仰と関係があるものと考えられている。

※この「岩偶」の解説は、「石器」の解説の一部です。
「岩偶」を含む「石器」の記事については、「石器」の概要を参照ください。

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