西祖谷の神代踊
名称: | 西祖谷の神代踊 |
ふりがな: | にしいやのじんだいおどり |
種別1: | 民俗芸能 |
保護団体名: | 神代踊保存会 |
指定年月日: | 1976.05.04(昭和51.05.04) |
都道府県(列記): | 徳島県 |
市区町村(列記): | 三好郡西祖谷山村 |
代表都道府県: | 徳島県 |
備考: | |
解説文: | 三好郡西祖谷山村の天満神社の祭のおり(旧六月二十五日)に行われる大がかりな風流の一種で、もと太鼓踊、笠踊などとも呼ばれ、雨乞祈願の芸能であったといわれる。まず、山伏の法螺貝を合図に、棒振、獅子、薙刀、踊子などが円陣を作って踊り(いりは)、各役ごとに休みながらも踊り継いで、最後にもまた法螺貝の合図で踊りながら退出(では)する。このときの太鼓は、特に踊り太鼓とも呼ばれ、その打ち方には十二種(十二シバヤとも)があり、扇の使い方すなわち踊振りも十二種がある。曲は「これのお庭」「花踊」「小原木」など十二曲他。 |
西祖谷の神代踊
名称: | 西祖谷の神代踊 |
ふりがな: | にしいやのじんだいおどり |
種別1: | 民俗芸能 |
保護団体名: | 神代踊保存会 |
選択年月日: | 1970.06.08(昭和45.06.08) |
都道府県(列記): | 徳島県 |
市区町村(列記): | 三好郡西祖谷山村字善徳 |
代表都道府県: | 徳島県 |
備考: | 所在地が同一都道府県内のもの(このデータは種別1から移行しています) |
解説文: | 三好郡西祖谷山村の天満神社の祭のおり(旧六月二十五日)に行われる大がかりな風流の一種で、もと太鼓踊、笠踊などとも呼ばれ、雨乞祈願の芸能であったといわれる。まず、山伏の法螺貝を合図に、棒振、獅子、薙刀、踊子などが円陣を作って踊り(いりは)、各役ごとに休みながらも踊り継いで、最後にもまた法螺貝の合図で踊りながら退出(では)する。このときの太鼓は、特に踊り太鼓とも呼ばれ、その打ち方には十二種(十二シバヤとも)があり、扇の使い方すなわち踊振りも十二種がある。曲は「これのお庭」「花踊」「小原木」など十二曲他。 |
西祖谷の神代踊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/25 13:31 UTC 版)
西祖谷の神代踊(にしいやのじんだいおどり)は、徳島県三好市西祖谷山村に伝わる民俗芸能の風流踊り。平家の落人伝説を残す西祖谷山村善徳の天満神社で、毎年旧暦6月25日の夏祭りに、豊作と無病息災を祈願して奉納される。2022年にユネスコの無形文化遺産に登録された[1]。
概要
この踊りは、雨乞いや、祭の行事として、また娯楽として踊り継がれてきた太鼓踊りであるが、平安初期の発祥ともされる古い形態を伝えているとされ、文化遺産としても貴重なものといわれ重要無形民俗文化財に指定されている。
まず法螺貝の合図で始まり、編み笠の男たちが、太鼓を打ち鳴らしながら小唄を歌う。雨降りを表すという紙飾りが付いた花傘をかぶった踊り子たちが、梅鉢模様の扇子を振りながら輪を作って踊る。
大正時代に行啓された皇太子(後の昭和天皇)の質問に、「神代の昔からあった」と答えたことから「神代踊」と命名したという。
脚注
- ^ “平家の落人伝説が残る、西祖谷山村善徳にある天満神社の神代踊は1,100年以上前から連綿と受け継がれてきました”. まるごと三好. 2023年8月20日閲覧。
外部リンク
座標: 北緯33度52分42.23秒 東経133度50分0.72秒 / 北緯33.8783972度 東経133.8335333度
固有名詞の分類
- 西祖谷の神代踊のページへのリンク